こんにちは、8期生の土佐林義孝です！
4月に入りました。コロナウィルスの影響で不要不急の外出の自粛が続いております。私の所属している会社でも、反対していたテレワークを導入するなど、緊急事態の様相になってきます。3月中には落ち着くと思っていましたが、今回は長期戦を覚悟する必要があると感じています。5月までは終わらないのでは？とも感じています。
少しだけ今の仕事の話をします。長年付き合いのあったイスラエルの優れた水処理技術の製品を販売していたベンチャー企業ですが、コロナウィルスの影響で取引先からの発注が延期になるケースが多く、受注が見通せなくなり先週倒産してしまいました。前日まで何気なく電話で会話していたのに、翌日の朝になって倒産と御礼メールが入ったのです。ご年配の方でしたが、私のことを期待してくれて、かわいがってくださり、メーカー担当者ですが、プレゼンのうまさがピカ一であのようにプレゼンができるようになりたいと今でも思っています。すごく悲しくなったと同時にこのような中小企業は今後も出てくると感じています。
そんなイスラエルについて書いてみました。書いておきながら言うのも何ですが、自分はイスラエルに行ったことはありません。イスラエル出身の人にあって話を聞いたことありますし、イスラエルの話を聞いたことがあります。イスラエルは紛争が勃発している地域のイメージが強いですが、それは1部だけで、それ以外は平和な地域です。イスラエルは、技術に優れている国で、各方面で新しい技術が生まれていますが、そんな中、私は、水処理の設備を扱っておりました。
イスラエルは、水が貴重な資源であるため、水の有効活用のための研究が進んでおります。水を蒸発させると、白い粉のようなものが残るのをイメージしていただければわかりますが、水にはスケールというカルシウムやシリカなどが含まれております。それを水の性質を利用し、電気分解で取り除く装置です。工場にはクーリングタワーという熱交換器がついてます。空調機のように熱い空気を冷やす、冷たい空気を暖かくする装置です。この装置は継続して使用していると固形分が付着し、最悪の場合クーリングタワーの故障を招きます。そのクーリングタワーの水が流れる配管経路にこの装置を設置することで、水の中のスケールを電気分解で除去する装置です。特に発電所は、熱を持つ設備が多く、この装置が役に立っています。
世界にはまだまだ新しい技術が生まれていますし、日本よりも優れた技術があります。今後も技術についての勉強は継続していきたいとも思ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
8期 土佐林 義孝