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お世話になっております。

売れプロ8期生の下川です。

 

先日、転職して中小企業の事業計画の策定に勤しんでいるという記事を書かせていただきました。

転職は2回目なのですが、ともに中小企業のベンチャーという規模になります。正確には、両方とも「中小企業基本法」の定義における中小企業ではないので、単なるベンチャーということになるのかと思いますが、一部上場会社で事業規模が数千億という会社から転職すると非常に小さく見えてしまうのです。これは別に差別する意味ではないので悪しからず。

その2社に勤めて感じることは、まさに座学で学んだことの現実であります。確かに小回りが利き、意思決定が速いという側面はありますが、意思決定者の意思の反映が大企業に比べて強いように感じます。従業員が合議で何かを決めていくわけではなく、決定者のリーダシップについて行くという感じです。それにくらべ大企業は、合議制であることも多かったように感じます。その分意思決定が遅い。

また、2社に共通するのがガバナンスと業務管理の問題。

まさに組織ライフサイクルの「共同体段階」から「公式化段階」といえる段階だと思います。

自分が現在勤める会社も上場しましたので、自分も責任ある立場として、構造改革に邁進していきたいと思います。

まさに社内の現場でコンサルティングをしていく貴重な機会を得たと考えております。

これも将来の独立に鑑み、非常にいい経験になると思っております。

最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。

 

下川峰郎