本の感想
『敗者のゲーム[原著第8版]』
著者:チャールズ・エリス さん
訳者:鹿毛 雄二 さん
鹿毛 房子 さん
日本経済新聞出版
初版1985年の超ロングセラー
言わずと知れた名著
『敗者のゲーム』
本書、バートン・G・マルキールさんの序文
一部抜粋
~~
投資も同じであり、市場に勝とうとしないことが
一番良い方法だ
すべての株式に投資するインデックス・ファンドを
買って所有し続け、経済成長を待つことが
投資の成功法だ
~~
ここが、伝えたいことの最重要ポイント
序文ですべて言ってます
本書は インデックス投資 を超推奨
書籍の大部分で繰り返し
インデックス投資をすべきと書いてある
根拠データについては
『JUST KEEP BUYING』
著者:ニック・マジューリ さん
(ダイヤモンド社)
の方が詳しいので、話を鵜呑みにせず
データが見たい方は
『JUST KEEP BUYING』
とセットで読むとより良い
投資の心構えは
インデックス投資を信じて
ドッシリと構えよ
的な感じです
これだけ投資関連の本を読んで
どの本もインデックス投資を進めてるけど
未だに私はインデックス投資してない・・・
周りにもインデックス投資だけしてる人がいない
世間的にもきっとそうでしょう
でも、答えは
『インデックス投資』
なんでしょうね
信じる者は救われる、的な感じですが
只今、大きな評価損失を継続中の私
~~
アマチュアは相手に負けるのではなく
自分のミスで自滅することが多い
~~
という言葉にも納得
『一銘柄集中投資』
見たこともない
プロの投資家に勝負を挑み
そして負けたアマチュアの私
ドルコスト平均法的に
毎月少しづつでもインデックス投資に回そうか
最近心が揺らいでおります
iDeCoだけでもそうするかな・・・
お金に関する計画のあまさ
最低でも数年に一度は目標の達成度合いの確認と
再構築の必要性を感じさせられた
税務会計業界に身を置き
資産税専門として働く人間としても
お金に関するお話を得意としないのは
いささか信頼性に欠ける部分があるなと反省
その場を楽しむギャンブル投資をしてますが
お金に関するロードマップは深く考えてなかった
ある程度、毎月貯金はしてるけど
豊かな未来を過ごしたいなら
もうちょっと旅行への散財を減らして
インデックス投資に回すべきではないかと
考えを改める必要がありそうです
『敗者のゲーム』
ロングセラーだけあってとても勉強になりました