何もなかったように | 一疋の青猫

何もなかったように


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本当の光に満ちてた頃が

いつかを知るのは 過ぎ去ったあと・・・



( 「 何もなかったように 」 荒井由実 )



*



一面の雲に覆われた空

僅かにこぼれる光には 昨日までの色は無くて

けれど

その向こう側は 変わることなく 青くて

それは

経験でも 知識でも 無くて

ただ

信じる ということ それのみに

よって

証されるべきもので あって欲しいのです







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最後の梯子が外されて 閉じてしまった空は

あたりを等しい 薄明に 照らしだして

光と時間の行く末を隠した

けれど

そこに 変わらずに いつまでも 留まり続けていられるのは

寄せて返す 潮騒にしか 許されてはいないことなのです







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店先の ハイビスカスが

値札を替えて 並べられていました

その色は 何も 変わらないのかも知れませんが

なんだか少し 淋しい色に思えました



*



知識 = 知るということは

無味乾燥で 冷たく 虚しいものとなるだろう

それ以前に於いて 信念 で無いとするならば

高く宣言された信念が あたたかな色を纏う知識となれ




世界よ 他意なきわれらを容れよ ( 宮澤賢治 )













「 何もなかったように 」  荒井由実




※どうせ削除されるでしょうから、歌詞を・・・

「 何もなかったように 」 荒井由実

昨夜の吹雪は 踊りつかれ
庭を埋づめて 静かに光る
年老いたシェパードが 遠くへ行く日
細いむくろを 風がふるわす

人は失くしたものを
胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる

本当の光に満ちてた頃が
いつかを知るのは 過ぎ去ったあと
誰かが戸口で なぐさめ言っても
もう忘れたよと 答えるだろう

人は失くしたものを
胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる

人は失くしたものを 胸に美しく刻むから
失くしたものを 胸に美しく刻めるから
いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる