夏猫時間

夏の猫は 影踏み
照りつける陽射しを 軽やかにかわす
*
いつも愛想のいい ぽっちゃり美人の彼女も
何かと 露出の多い夏だけに
どうやら 少しだけ ダイエットに成功した ご様子

午後のお昼寝は ひげまでリラックスして



さて
だいぶ 陽射しも柔らかくなったし

ふぁ~あ~
よく寝たし

そろそろ
エモノでも さがしに行くか・・・

目つきも お仕事モードに
*
猫の暮らしは シンプルなように思われます
食べて 寝て 耳を掻いて
たまに ケンカして 時々 恋をして
時間を持て余すことなく 過不足なく 生きているように思われます

人は 時間があればあったで また 不安になってしまいます
どれだけあるか分からない 残された時間の使い道を 考えてしまいます
そして やるべきことが 見つからない時には
何かで 紛らわそうと してしまいます
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生と死、現実と想像、過去と未来、伝達可能なものと伝達不可能なもの、高いものと低いものとが、そこから見るともはや矛盾したものに感じられなくなる精神の一点がかならずや存在するはずである。
アンドレ・ブルトン 『 シュルレアリスム第二宣言 』
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そんな一点を 求める人と 矛盾をひらりと 飛び越える猫と

ごちゃごちゃ 暑苦しいこと 言ってんじゃないよ
背中で語れるようになったら一人前よ
そう言って
彼は いつも 海を眺めています

蜩 鳴いて 日が暮れて ・・・
「 海を見たいと思った 」 森田童子
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