夏草揺れて | 一疋の青猫

夏草揺れて


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日ごと 増してゆく緑の色は

なにも 見上げるものばかりではなく

足元に 目を遣れば

フェンスをくぐり 路肩の白線を超え

背丈を伸ばした 青々として むせるような 夏草が



海にほど近い 小高い丘の公園

てっぺんからは 浦賀水道が 一望できます

この丘一帯を 根城とする キジトラ一族

昼間は 草むらの奥に 潜んでいて

夕方近く 訪れる人が 少なくなると

どこからともなく 現れてきます

どれも これも みごとに キジトラ(笑)



夏草の勢いに負けず

新たに増えた 子キジも

しっかりとした顔つきに なってきました^^


・・・


たった 今

ここまで 書いて

深夜 1時を過ぎて

寝静まった夜の街を 一瞬 浮かび上がらせる 閃光と雷鳴

少し遅れて 大粒の雨が アスファルトを叩く音

走り去る車の 跳ね上げる水の音が

少なくない 雨量を 知らせています



強い雨が 降り出しました


外は まっくらで なにも見えないけど


やっぱり 思い出しちゃいますね


今頃 ノラ達は どうしているだろうか?


雨に 濡れているだろうか?




臆病さと 好奇心と

ふたつを宿していた 猫の瞳が 思い浮かびます




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