囁き合う二人 | 一疋の青猫

囁き合う二人


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日は まだ 高く 庇に遮られて やや 薄暗いフロア

ガラス越しに 眺める

プールの 飛沫が 光に跳ねた 休日の昼下がり



街の喧騒から 少しだけ ズレてみると

忘れ置かれたような 穏やかな 時間が

秘め事の ように ひそやかに 流れる 



耳を澄ますと

そっと こんな ささやきが・・・




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「 何年振りかな こうして ここで 海を眺めるのは・・・何も変わらない 」



 景色はね でも 私は・・・ 歳を取ったわね 



「 いや 鮮やかな グリーンが 海と空の ブルーに 映えて 相変わらず キレイだよ 」



 もう・・・ ちょっと 派手すぎるかな? 



「 ううん 昔なら チェリーの唇や 白いクリームの胸元に 惹かれたけれどね

グリーンは 派手なようで 調和の色 甘いばかりの ソーダでは 無いことも 知ったよ 」





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 そんなこと 言ってるけど あなた自身は どうなのかしら 



「 もちろん 歳を取ったよ 苦さを知って 色も無くして すっかり落ち着いたよ 」



 そうかな 底の方には 甘さも 秘めているように 思うけど? 



「 少しずつ 氷も溶けて 苦さも 甘さもね いずれ 水のように・・・ 」



 ピンと伸びた背中も 褐色の肌も 変わらないわ 今だって・・・

ねえ・・・かき混ぜてしまえば 一瞬にして あの頃の色に 戻れる・・・そんな気がしない? 





・・・・・・





クリームソーダとアイスオーレ

クールで 甘くて ほろ苦い

そんなふたりの ささやき でした



続きは



みなさん ご自由に 妄想して下さいね^^






今日はボサノバで 「あの日にかえりたい」 小野リサ