パリオリンピックについて、今日の私の番組Urban Hype from NYCではセリーヌ・ディオンの復帰パフォーマンスのピアノ伴奏をしたプロデューサーのデビッド・フォスター特集をしました。


アトランタ五輪でもタッグを組んでいましたね。


カナダ人の彼はセリーヌの曲はもちろんシェリル・リンのGot Be Realやホイットニー・ヒューストンの有名曲、シカゴの「素直になれなくて」など誰もが知っている曲を手がけた74歳。


以前はジジ&ベラ ハディッドの義理の父だった時期も。


パリオリンピック開会式の最後、セリーヌがエッフェル塔から命懸けで披露した「愛の讃歌」の横で幸せそうに演奏していた姿が印象的でした。


フランス語が第一言語のカナダ人のセリーヌの歌はフランス人をも感動させたことでしょう。


さて私が感動したのはルクセンブルク代表で61歳の卓球界の女神、二・シャオリャン選手。


上海出身でオリンピックは6度目の出場!


お孫さんもいるそう。


2回戦は世界ランク一位の38才も歳下の選手との対戦。


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卓球の試合はとにか緊迫感がハンパないのが常ですが、シャオリャン選手の試合はそれだけではありませんでした。


①失敗してもテヘっと笑ってしまう


相手の素晴らしいプレイに悔しがるどころか拍手しちゃう。

緊張感の中にも楽しげな雰囲気で卓球って楽しいわよ〜という余裕が伝わる。


終始笑顔を絶やさないことで会場に愛が伝達。


②コカコーラを飲む


どのスポーツの選手でもまずコーラを飲むって見かけませんよね。例えばおじさんが年数回の草野球で暑い日に飲むならわかります。


でもオリンピックでコーラ!!


最高!(先日東京で再会した友人のK君はコカコーラ勤務なので喜んでそう笑)


今日私の番組でオンエアしたアンダーソン・パークとグウェン・ステファニのHELLO WORLDはコカコーラとオリンピック委員会がタッグを組んだ曲!




他人からどう思われても好きな物を飲む、これがもう格好良くって。20代、30代、、いや40代でも批判されそうですが、60過ぎているからこその説得力。


ここまで来たんだから飲んだって良いよねーと暖かい気持ちに。


そして負けてもスッキリさわやかな笑顔でコーチである旦那さんにキス。


会場はスタンディングオベーション!


もうほっこり。メダルって何だっけ?勝ち負け必要?


生きているだけで幸せなのよーというのが全身から滲み出ている。


素晴らしい人生歩んでいますねー。


イギリスで映画化して欲しいくらい。


「今日の自分が1番若い」と諦めないチャレンジ精神。


彼女の寛容で優しく楽しく自由な佇まいは美しい大人の女性(男性も)の理想ではないでしょうか。


私も二・シャオリャン選手のように内側から輝くような大人の女性に憧れますー。


彼女の存在は年齢を理由に前に踏み出せない世界中の誰かの背中を押してくれることでしょう。


卓球やる?


ニューヨークならピックルボールかな。