宅地建物取引士 過去問
【問題49】
鉄筋コンクリート造の建築物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 原則として、鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、コンクリートから抜け出ないように定着しなければならない。
② 構造耐力上主要な部分に係る型わく及び支柱は、コンクリートが自重及び工事の施行中の荷重によって著しく変形又はひび割れその他の損傷を受けない強度になるまでは、取り外してはならない。
③ 原則として、鉄筋コンクリート造の柱については、主筋は4本以上とし、主筋と帯筋は緊結しなければならない。
④ 鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、耐力壁にあっては3cm以上としなければならないが、耐久性上必要な措置をした場合には、2cm以上とすることができる。
【解答】
① 〇
鉄筋がコンクリートから抜け出ないようにするために、末端をかぎ状に折り曲げる。
② 〇
型枠および支柱は、コンクリートが十分な強度になるまで、取り外してはならない。
③ 〇
鉄筋コンクリート造の柱についての、正しい記述である。
④ ✖ 「2cm以上」が誤り。
鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、耐力壁にあっては3cm以上としなければんらず、耐久性上必要な措置をしても2cm以上とすることはできない。