宅地建物取引士 過去問
【問題40】
宅地建物取引業法に関する次の規定のうち、宅地建物取引業者Aが自ら完成前の物件の売主となり、宅地建物取引業者Bに売却する場合に適用されるものはどれか。
① 法第35条に基づく重要事項の説明
② 法第38条に基づく損害賠償額の予定等の制限
③ 法第39条に基づく手付の額の制限等
④ 法第41条に基づく手付金等の保全措置
【解答】
「8種規制」は、宅地建物取引業者間取引においては適用されない。
① 適用される
35条に基づく重要事項の説明は、宅地建物取引業者間でも適用がある。
② 適用されない
38条に基づく損害賠償額の予定等の制限は、宅地建物取引業者間の取引には適用されない。
③ 適用されない
39条に基づく手付の額の制限は、宅地建物取引業者間の取引には適用されない。
④ 適用されない
41条に基づく手付金等の保全措置は、宅地建物取引業者間の取引には適用されない。
以上より、宅地建物取引業者間でも適用があるのは、肢1の35条に基づく重要事項の説明である。