宅地建物取引士 過去問
【問題26】
不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
① 不動産取得税は、不動産の取得に対し、当該不動産の所在する市町村において、当該不動産の取得者に課される。
② 宅地の取得に係る不動産取得税の課税標準は、当該取得が平成27年4月1日に行われた場合、当該宅地の価格の3分の1の額とされる。
③ 不動産取得税の課税標準となるべき額が9万円である土地を取得した者が当該土地を取得した日から6ヶ月後に隣接する土地で、その課税標準となるべき額が5万円であるものを取得した場合においては、それぞれの土地の取得について不動産取得税を課されない。
④ 床面積が240㎡で、床面積1㎡当たりの価格が20万円である住宅を平成27年5月1日に建築した場合、当該宅地の建築に係る不動産取得税の課税標準の算定については、当該住宅の価格から1.200万円が控除される。
【解答】
① ✖ 市町村ではない。
不動産取得税は、当該不動産の所在する(都)道府県において課される。
② ✖ 3分の1ではない。
宅地の取得に係る不動産取得税の課税標準は、平成30年3月31日までに取得した場合、当該宅地の価格の2分の1の額とされる。
③ ✖ 課される。
不動産取得税の免税店は、土地の取得の場合は10蔓延である。そして、土地を取得した者が当該土地を取得した日から1年以内に当該土地に隣接する土地を取得した場合、その前後の取得をもって、1つの土地の取得とみなして免税点を考える。
④ 〇
住宅の取得に係る課税標準の特例は、床面積要件が50㎡以上240㎡以下、控除額が1,200万円である。