土木施工管理技士1級 過去問 令和元年

 

 

問題81) 土工工事における明り掘削作業にあたり事業者が遵守しなければならない事項に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、正しいものはどれか。

 

①土止め支保工を設けるときは、掘削状況等の日々の進捗に合わせて、その都度、その組立図を作成し組み立てなければならない。

 

②ガス導管や地中電線路等の地下工作物の損壊で労働者に危険を及ぼすおそれがある場合は、掘削機械、積込機械及び運搬機械を十分注意して使用しなければならない。

 

③明り掘削作業を行う場所については、十分な明るさが確保できるので、照度確保のための照明設備等について特に考慮しなくてもよい。

 

④地山の崩壊又は土石の落下による危険防止のため、点検者を指名し、その日の作業開始前、大雨や中震以上の地震の後、浮石及びき裂や湧水の状態等を点検させる。

 

 

 

 

 

🔶

 

 

 

 

 

🔶

 

 

 

 

 

🔶

 

 

 

 

 

[解答]

 

①土止め支保工を設けるときは、あらかじめ組立図を作成し、かつ、当該組立図に沿って組み立てなければなりません。

 

②ガス導管や地中電線路等の地下工作物の損壊で労働者に危険を及ぼすおそれがある場合は、掘削機械、積込機械及び運搬機械を使用してはいけません

 

③明り掘削作業を行う場所については、当該作業を安全に行うために必要な照度を保持しなければなりません。

 

④正しい内容の肢です。