土木施工管理技士1級 過去問 令和2年
問題5) 道路土工に用いられる軟弱地盤対策工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
①締固め工法は、地盤に砂などを圧入又は動的な荷重を与え地盤を締め固めることにより、液状化の防止や支持力増加をはかるなどを目的とするもので、振動棒工法などがある。
②固結工法は、セメントなどの固化材を土とかくはん混合し地盤を固結させることにより、変形の抑制、液状化防止などを目的とするもので、サンドコンパクションパイル工法などがある。
③荷重軽減工法は、軽量な材料による荷重軽減や地盤の挙動に対応しうる構造体をつくることにより、全沈下量の低減、安定性確保などを目的とするもので、カルバート工法などがある。
④圧密・排水工法は、地盤の排水や圧密促進によって地盤の強度を増加させることにより、道路供用後の残留沈下量の低減をはかるなどを目的とするもので、盛土載荷重工法などがある。
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[解答]
①正しい内容の肢です。
②サンドコンパクションパイル工法は、締め固めた砂柱を用いる工法です。
セメント等の固化材は用いません。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。