管工事施工管理技士2級 過去問 令和元年(後期)実地

 

 

問題3) 車いす使用者用洗面器を軽量鉄骨ボード壁(乾式工法)に取り付ける場合の留意事項を解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。記述する留意事項は、次の①~④とし、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。

 

①洗面器の設置高さに関し留意する事項

 

②洗面器の取り付けに関し留意する事項

 

③洗面器と給排水管との接続に関し留意する事項

 

④洗面器設置後の器具の調整に関し留意する事項

 

 

 

 

 

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[解答例]

 

①洗面器の前縁部上端まで床面から750mm程度、下部空間を600~650mmとする。

 

②補強用鋼材や堅木材の当て木をあらかじめ取り付け、バックハンガーを所定の位置に固定して、洗面器上部の水平やがたつきがないように固定する。

 

③自己サイホン作用防止のため、洗面器の排水口から排水トラップのウェアまでの垂直距離が600mm以内であることを確認して接続する。

 

④排水状況を確認するために、洗面器のオーバーフロー口まで満水にし、その後、排水栓を全開にする。