管工事施工管理技士2級 過去問 まとめ(労働安全衛生法)
令和元年(後期)
問題A) 建設業の事業場において、安全衛生推進者が行う業務として、「労働安全衛生法」上、規定されていないものはどれか。
①労働者の危険又は健康障害を防止するための措置に関すること
②労働者の安全又は衛生のための教育の実施に関すること
③労働災害の原因の調査及び再発防止対策に関すること
④労働者の雇用期間の延長及び賃金の改定に関すること
令和元年(前期)
問題B) 建設工事現場における作業のうち、「労働安全衛生法」上、その作業を指揮する作業主任者の選任が必要でない作業はどれか。
①掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削(ずい道及びたて杭以外の杭の掘削を除く。)
②高さが5m以上の構造の足場の組立て
③作業床の高さが10m未満の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)
④ボイラー(小型ボイラーを除く。)の取扱い
平成30年(後期)
問題C) 建設現場における安全衛生管理体制に関する文中、[ ] 内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められた数値の組合せとして、正しいものはどれか。
事業者は、労働者の数が常時 [ A ] 人以上 [ B ] 人未満の事業所においては、安全衛生推進者を選任しなければならない。
[A] | [B] | ||
① | 5 | ・・・・ | 50 |
② | 5 | ・・・・ | 60 |
③ | 10 | ・・・・ | 50 |
④ | 10 | ・・・・ | 60 |
平成29年
問題D) 労働者に対する教育に関する文中、[ ] 内に当てはまる語句の組合せとして、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。
事業者は、労働者を雇い入れたとき、又は労働者の [ A ] を変更したときは、当該労働者に対し、その従事する業務に関する [ B ] のための教育を行わなければならない。
[A] | [B] | ||
① | 作業場 | ・・・・ | 安全又は衛生 |
② | 作業内容 | ・・・・ | 技術の習得 |
③ | 作業内容 | ・・・・ | 安全又は衛生 |
④ | 作業場 | ・・・・ | 技術の習得 |
平成28年
問題E) 建設工事現場における安全管理体制に関する文中、[ ] 内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値の組合せとして、正しいものはどれか。
事業者は、労働者の数が常時 [ A ] 人以上の事業場においては、安全管理者を選任し、その者に法に定める業務のうち安全に係る技術的事項を管理させなければならない。
また、労働者の数が常時 [ B ] 人以上 [ A ] 人未満の事業場においては、安全衛生推進者を選任しなければならない。
[A] | [B] | ||
① | 50 | ・・・・ | 10 |
② | 100 | ・・・・ | 20 |
③ | 100 | ・・・・ | 50 |
④ | 200 | ・・・・ | 50 |
平成27年
問題F) 次のうち、「労働安全衛生法」上、作業主任者の専任を必要としない作業はどれか。
①石綿が0.5%含まれている保温材の除去作業
②つり上げ荷重が2トンの移動式クレーンの玉掛け作業
③床下ピット内部での配管作業
④アセチレン溶接装置を用いて行う金属の溶接作業
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[解答]
問題A
①規定されています。
②規定されています。
③規定されています。
④規定されていません。
労働者の雇用期間や賃金については、労働基準法で規定されています。
問題B
①作業主任者が必要です。
②作業主任者が必要です。
③高所作業車で作業床の高さが10m以上であれば作業主任者が必要です。10m未満であれば作業主任者は不要です。
④作業主任者が必要です。
問題C
①不適です。
②不適です。
③正しい組み合わせです。
事業者は、労働者の数が常時10人以上50人未満の事業所においては、安全衛生推進者を選任しなければなりません。
④不適です。
問題D
①不適です。
②不適です。
③正しい組み合わせです。
作業内容を変更したときは、安全又は衛生の教育を行います。
④不適です。
問題E
①正しい組合せです。
事業者は、労働者の数が常時50人以上の事業場においては、安全管理者を選任し、その者に法に定める業務のうち安全に係る技術的事項を管理させなければなりません。
労働者の数が常時10人以上50人未満の事業場においては、安全衛生推進者を選任しなければなりません。
②不適です。
③不適です。
④不適です。
問題F
①作業主任者が必要です。
②作業主任者が必要です。
③つり上げ荷重が1トン以上の移動式クレーンの玉掛け作業は、作業主任者ではなく、玉掛け技能講習を修了した者ができる業務となります。
④作業主任者が必要です。