管工事施工管理技士2級 過去問 まとめ(空気)

 

 

令和元年(後期)

問題A) 湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

 

①飽和湿り空気の相対湿度は100%である。

 

②絶対湿度は、湿り空気中に含まれる乾き空気kgに対する水蒸気の質量で表す。

 

③空気中に含むことのできる水蒸気量は、温度が高くなるほど少なくなる。

 

④飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。

 

 

令和元年(前期)

問題B)  空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

 

①ホルムアルデヒドは、内装仕上げ材や家具などから発生する無色無臭の気体である。

 

②PM2.5は、大気中に浮遊する微小粒子物質を表すもので、環境基準が定められている。

 

③室内空気中の二酸化炭素の許容濃度は、一酸化炭素より高い。

 

④臭気は、二酸化炭素と同じように空気感染を知る指標とされている。

 

 

平成30年(後期)

問題C)  室内環境に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。

 

①新有効温度(ET*) ―――― 体感温度

 

②騒音 ―――――――――― NC曲線

 

③予想平均申告(PMV) ――― 予想不満足者率(PPD)

 

④着衣量 ――――――――― メット(met)

 

 

平成29年

問題D) 湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

 

①空気中に含むことのできる水蒸気量は、温度が高くなるほど多くなる。

 

②飽和湿り空気の相対湿度は、100%である。

 

③露点温度は、その空気と同じ絶対湿度をもつ飽和空気の温度である。

 

④絶対湿度は、湿り空気中の水蒸気の質量と湿り空気の質量の比である。

 

 

問題E) 次の指標のうち、室内環境と関係ないものはどれか。

 

①気流

 

②予想平均申告(PMV)

 

③浮遊物質(SS)

 

④平均放射温度

 

 

平成28年

問題F) 次の指標のうち、室内空気環境と関係ないものはどれか。

 

①新有効温度(ET)

 

②揮発性有機化合物(VOCs)濃度

 

③化学的酸素要求量(COD)

 

④作用温度(OT)

 

 

問題G) 湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

 

①飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。

 

②相対温度とは、湿り空気中に含まれる乾き空気1kgに対する水蒸気の質量をいう。

 

③湿球温度とは、一般に、感熟部を水で湿らせた布で包んだアスマン通風乾湿計で測定した温度をいう。

 

④湿り空気がその露点温度より低い物体に触れると、物体の表面に結露が生じる。

 

 

 

 

 

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[解答]

 

問題A

①正しい内容の肢です。

 

②正しい内容の肢です。

 

③空気中に含むことのできる水蒸気量は、温度が高くなるほど大きくなります。

 

④正しい内容の肢です。

 

問題B

①ホルムアルデヒドは有機化合物のひとつで、無色透明であるが揮発する際に臭いが発生し刺激臭を感じることがあります。

無臭ではありません。

 

②正しい内容の肢です。

 

③正しい内容の肢です。

 

④正しい内容の肢です。

 

問題C

①正しい組み合わせです。

 

②正しい組み合わせです。

 

③正しい組み合わせです。

 

④着衣量の単位は、クロ(clo)で表します。

メットは、代謝量を表す単位です。

 

問題D

①正しい内容の肢です。

 

②正しい内容の肢です。

 

③正しい内容の肢です。

 

④絶対湿度は、湿り空気中の水蒸気の質量と乾き空気の質量の比です。

 

問題E

①室内環境と関係があります。

 

②室内環境と関係があります。

 

③浮遊物質(SS)は、水質の濁度に関する指標のため、室内環境とは関係ありません。

 

④室内環境と関係があります。

 

問題F

①関係があります。

 

②関係があります。

 

③化学的酸素要求量は、水中に含まれる有機物が過マンガン酸カリウムなどの酸化剤によって化学的に酸化される際に消費する酸素量(mg/L)で表されます。

よって、室内空気環境の指標とは関係ありません。

 

④関係があります。

 

問題G

①正しい内容の肢です。

 

②相対湿度とは、ある湿り空気の水蒸気分圧と、その温度における飽和空気の水蒸気分圧との割合を%で示す湿度です。

 

③正しい内容の肢です。

 

④正しい内容の肢です。