管工事施工管理技士2級 過去問 平成28年
 
 
問題A) 空気調和方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
 
①ダクト併用ファンコイルユニット方式は、全空気方式に比べてダクトスペースが大きくなる。
 
②ダクト併用ファンコイルユニット方式は、空調する室に熱媒体として空気と水を供給する方式である。
 
③マルチパッケージ形空気調和方式は、屋内機ごとに運転、停止ができる。
 
④マルチパッケージ形空気調和方式では、屋内機に加湿器を組み込んだものがある。
 
 
問題B) 定風量単一ダクト方式における湿り空気線図上のプロセスに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
 
 
(1)図は、冷房時の状態変化を示したものである。
 
(2)室内空気の状態点は、①である。
 
(3)導入外気の状態点は、②である。
 
(4)空気調和機出口空気の状態点は、③である。
 
 
 
 
 
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[解答]
 
問題A
①ダクト併用ファンコイルユニット方式では、室内への送風は居住者への必要外気量を満たせばよいので、全空気方式に比べて送風量は少なくなります
よって、ダクトスペースは小さくなります。
 
②正しい内容の肢です。
 
③正しい内容の肢です。
 
④正しい内容の肢です。
 
 
問題B
(1)正しい内容の肢です。
 
(2)正しい内容の肢です。
 
(3)正しい内容の肢です。
 
(4)空気調和機出口空気の状態点は、です。
③の点は、空気冷却コイル入り口空気の状態点を表しています。
③の点が、冷却除湿されて④の状態となります。