管工事施工管理技士2級 過去問 平成29年
問題A) 機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①冷凍機の保守点検のため、周囲に1m以上のスペースを確保する。
②送風機は、製造者によりあらかじめ芯出し調整されているので、据付け後に再芯出しを行う必要はない。
③汚物排水槽に設ける排水用水中モーターポンプは、点検、引き上げに支障がないように、点検用マンホールの真下近くに設置する。
④ポンプは、現場にて軸心の狂いのないことを確認し、カップリング外周の段違いや面間の誤差がないようにする。
問題B) 配管系に設ける弁類に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①給水管の流路を遮断するための止め弁として仕切弁を使用する。
②揚水管の水撃を防止するためにスイング式逆止め弁を使用する。
③配管に混入した空気を排出するために自動空気抜き弁を使用する。
④ユニット形空気調和機の冷温水流量を調整するために玉形弁を使用する。
🔶
🔶
🔶
[解答]
問題A
①正しい内容の肢です。
②現場への移動や搬入据付けまでにおける芯ずれ、ベルト類の張り具合を調整するため、再度芯出し調整を行う必要があります。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。
問題B
①正しい内容の肢です。
②揚水管の水撃を防止するためには、衝撃吸収式逆止め弁やデュアルプレート式逆止め弁を使用します。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。