うちのオーガナイザーについて【DJ MOTAI】 | URBAN CHAMPION❮公式❯

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-URBAN CHAMPION-
1999年のスタートから現在まで
HIPHOP、reggaeを中心に幅広いジャンルのトップアーティストを輩出してきた東京でも指折りの歴史を誇る老舗イベント!
毎月第2水曜日、池袋bedにて開催!

こんにちはー!
トレンディなハゲは割と大好きなよーこです!

さてさて、今回はうちのオーガナイザーについてお話したいと思います。

そもそも、このブログ、イベント公式(URBAN CHAMPION@池袋bed)のくせに
告知もしなければ出演者の紹介もしないで好きなことばっか書いてるってゆーね←

そーゆースタンスで始めたのでいいのですが、
たまには私達のイベントに関することも書いてみようかと思います。

ちなみに私が記事の下調べで、ネットで『オーガナイザーとは』と検索すると、なんだか難しいことばっかり書いてあるのと、業界によって認識が違うんだなぁと感じました。

で、結局なんなんだといいますと、私達のようなアンダーグラウンドなクラブでイベントやってる人間の認識としては
オーガナイザー=イベントの主催者
です。

バンドとかやってる方は『イベンター』って言い方されてるかと思います。
要はそのイベントの責任者ですね。

これが本当に重要でして、まず基本的にオーガナイザーを立てないとイベントは出来ません。(※箱主催等々除く)

定期的に開催するレギュラーイベントともなると、箱側にも信頼されてないといけませんし、出演者との信頼関係なんかがないと継続自体が難しくなります。
ギャラ等お金の管理なんかもありますし、ブッキングの責任者でもあるわけです。

また、クラブイベント独特の運用のノウハウもありますので、クラブで長く経験を積んだ方、ベテランだったり、若くても実績が多くて顔が広い方、
いわば
みんなの先輩or信用できるマイメン
がオーガナイザーと呼ばれる方に多くいる傾向があります。
※そうでないと人を集めるのはなかなか難しいです。

で。うちはどうなんだと言いますと。
私達URBAN CHAMPIONのオーガナイザーはDJ MOTAIと言います。
まずはお外で営業する際に使っている公式プロフィールをご覧下さい。


■DJ MOTAI プロフィール■

BlackMusicをこよなく愛し、そのPlayはHIPHOP、R&B、REGGAEにとどまらず、SOUL、JAZZ、広くはHOUSEなど、多くのジャンルを駆使しFloorを盛り上げる。
意外性の強いそのプレイは他に例を見ない。

そのキャリアは約20年に及び、常に現場のDJであり続けながら、Lecca、PANG、努(オンナマタヂカラ)、BES from SWANKY SWIPEを輩出したイベント『URBAN CHAMPION@池袋bed』のオーガナイザーもつとめる。
今年で16周年を迎えた同イベントは、東京都内屈指の老舗イベントとなった。

また、盟友DJ IKDと共に長年キープしてきた『ELEVATION』は、現在の日本のシーンを支える新進気鋭のラッパーやダンサーを多く輩出し、知る人ぞ知る伝説のイベントとなった。

現在もなお、現場でプレイすると共に、親しみやすい独特のキャラクターで周囲から愛されている。
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『えっ!?Lecca!?』『SWANKY SWIPE!?』『努ってあのマタヂ!?』『ELEVATIONってKOHHとかSIMONとか出てたイベントじゃないの!?』
→旧友オンナマタヂカラとの対談!

なんか凄い人に見えますねこれだけ見ると。

いや、実際凄い人なんだとは思いますよ。
普通16年も都心でクラブイベント続けるなんて出来ません。

が。しかしです。

今書いてきたのものではおそらくDJ MOTAIに近ければ近い方ほどかなりの違和感があるはずです。

ではここで書きましょう。
本当の本当のプロフィールを。


■DJ MOTAI裏プロフィール■

池袋の老舗クラブbedで長年目撃される小さいおじさん。
常に酔っ払っていて挙動不審である。
瞬間移動が得意である。

人の名前を覚えない。やっと覚えたと思ったら大体間違っている。
女の子が大好きで女の子を見つけると追いかけ回す。

大体その場にいる全員の女の子にしつこくする。
嫌がられると一旦離れるが、忘れてまた1周して戻ってくる。もはやナンパではない。

DJを名乗っているが、なんのジャンルのDJなのかも不明である。基本的にはブラックミュージックが好きらしい。
経歴としては20年近くDJとしてやってきているはずなのに、スキル的な面でいえば初心者もびっくりするようなプレイも多々起こす。

彼のプレイに常識など通用しない。

EDMからいきなりDANCEHALL REGGAEをブチこんだり、ウェッサイ流してたと思っていたらいきなりマドンナが入ったりと奇想天外なプレイは、クラブ業界関係者も腰を抜かす。

が、しかし本人は『楽しければいい』のである。
『かっこよさ』や『スキル』などに全くこだわらない。
その斜め上を突き進むプレイは時として、外国人や女の子達のテンションをMAXまで上げ、まれに奇跡の大盛況を起こす。

みんな口を揃えてこう言うのである。
モタイくんのプレイはモタイくんしか出来ない。モタイくんだから盛り上がる。(俺は絶対やりたくない)

自身のイベントではなぜかラストの時間に陰毛を燃やす。
その行為は『モタイファイヤー』『モタイ・ザ・ファイヤー』『チ○毛ファイヤー』などと呼ばれ、一部のクラブ関係者にはかなり有名である。

尚、なぜ陰毛なのかも、なぜその行為そのものをやるのかも不明であり、そもそも本人も酔っ払って記憶がないため理由などないというのが定説である。

過去にそのファイヤー中に、背中にかかったスピリタスにも引火し、全身火ダルマになり入院した過去がある。
が、懲りずに未だに燃やし続けている彼の思考回路は常人には全く理解できない。

ちなみにその事故の時負った火傷跡などは彼の身体には今現在一切残っていない。

カローラを運転中に2台のトラックに挟まれても死なない。

原付で高速道路入口付近でトラックに吹っ飛ばされても死なない。
もはや不死身としか思えない。

だてに20年近くクラブに通っているわけではなく、やはり経歴が長いだけあり、顔だけは本当に広い。
日本中の誰もが知ってるような東京のクラブ出身のアーティストで彼の存在を認識しており、共演、もしくは過去にイベントを一緒にやってきた方も多い。

昔からの知り合いなら、超有名ラッパーであろうが、大御所DJであろうが、久々に会ったとしてもかなり馴れ馴れしい。

長年現場にいて目だけは肥えているせいか、
あいつ売れるよ。音楽やめなければ。
あの娘売れるよ。男に走らなければ。
と予言したアーティストは、実際に何年かするとシーンの中心に名前を連ねるようになる。

が、しかし、当の本人はDJとして商業的に全く成功していない。

自身のイベント『URBAN CHAMPION』は都心でも屈指の歴史を誇る。
不思議なことに本人が前述に上げたとおりの人間にも関わらず、URBAN CHAMPIONの出身者は各ジャンルの『実力派』と呼ばれるアーティストが多い。

が、決してMOTAIは昔は凄かった、などの類ではない。
むしろ昔からずっと前述に上げたようなスタンスで来ている。

なぜかそんなMOTAIの周りには、素晴らしいアーティストが長くに渡ってどんどん出てくるのである。

オーガナイザー業についてもブッキングこそギリギリのラインでやるものの、世間一般におけるオーガナイザー像とは程遠い。
基本的に適当。やらなくちゃいけないことをすぐ忘れる。ブッキングはどんなアーティストでもかなり気軽。

例:『来月出てよ~。』以上。
気分でタイムテーブルをころころ変える。その変更を出演者に伝え忘れる。

イベント中いろいろやらかして怒られる。たまに逆ギレ。
そしてまた怒られる。結構シャレにならないことも多々起こす。
その度に周りは火消しに必死になる。

オーガナイザーがこんな感じなので、レギュラーの若手やスタッフになった人間はまずしっかりする。(しっかりせざるを得ない。)

この業界にありがちな『俺、○○さん(有名ラッパーやDJ)のイベント出てんだよね』なんて言葉は私達には通用しない。

なぜなら私達のオーガナイザーは他でもない『あのモタイ』なのだ。
モタイに乗っかることも、ましてやモタイがケツ持ちなんか絶対にならない。

自分達ががんばるしかない。

だから出演者が伸びていくという面でいえばもしかしたらかなりプラスなのかもしれない。

『もー...モタイさんしょうがないなぁ。』『モタイくんだからしょうがない。』『まぁ....モタイだからな。』『モタイ○ね!』
こんな言葉が日常的に飛び交う。

しかしながら、彼は愛されている。

後輩が喧嘩を始めれば率先して入っていく。(大体が余計なお世話)
悩んでるアーティストがいれば積極的に相談に乗る。(大抵大きなお世話)
アーティスト同士でカップルを作ろうとする。(もはや下世話)

日本人なのにも関わらずあまり日本語が上手ではないため、後輩達に説教すればするほど論点がズレていく。
そして最終的にグダグダになって後輩達の引率により自宅近くまで連れて帰ってもらう。

迷惑をかけているにも関わらず、なぜかリスペクトをもらえる。

大御所のアーティストになればなるほど『モタイくんだし、楽しいからいいよ』とどんな無礼な振る舞いも、雑な運用も笑顔で許してくれる。
※むしろモタイを許せるほどの懐の大きな方々だから成功されたのだと筆者は思っている。

かっこよさ』を追求していくアングラ界の人間で、なかなかここまで逆を行く人間はいない。
その独特のおもしろいキャラクターと、周りを『ほっとけない(ほっといたら色々危ないor自分も危ない)』と思わせる人柄が、もしかしたら『URBAN CHAMPION』を都内屈指の老舗イベントにのし上げた一因なのかもしれない。
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いかがでしたでしょうか?
私達のオーガナイザーは破天荒で規格外でギャグで、でもオンリーワンの人間ですw
1度見に来てみませんか?

-URBAN CHAMPION-
毎月第2水曜日、池袋bedにて開催。