2月になりました、マカパです。
今月も宜しくお願いします。
さて、今日は比較的ポピュラーな都市伝説を話したいと思います。
ご存知の方も多いかもしれません。
「青い山脈」や「蘇州夜曲」などの流行歌や童謡を作詞したことで知られる、作家で詩人の西條八十。
西條が1919年に発表した、詩集の「砂金」に収録されている「トミノの地獄」。
この「トミノの地獄」は、戦争の話といわれたり、許されぬ愛の話といわれたり、さまざまな解釈がなされていますが、そこは皆さんの解釈にお任せします。
では、早速「トミノの地獄」を見てみましょう。
姉は血を吐く、妹(いもと)は火吐く、
可愛いトミノは宝玉(たま)を吐く。
ひとり地獄に落ちゆくトミノ、
地獄くらやみ花も無き。
鞭(むち)で叩くはトミノの姉か、
鞭の朱総(しゅぶさ)が気にかかる。
叩けや叩きやれ叩かずとても、
無間(むげん)地獄はひとつみち。
暗い地獄へ案内(あない)をたのむ、
金の羊に、鶯に。
皮の嚢(ふくろ)にやいくらほど入れよ、
無間地獄の旅支度。
春が来て候(そろ)林に谿(たに)に、
暗い地獄谷七曲り。
籠にや鶯、車にや羊、
可愛いトミノの眼にや涙。
啼けよ、鶯、林の雨に
妹恋しと声かぎり。
啼けば反響(こだま)が地獄にひびき、
狐牡丹の花がさく。
地獄七山七谿めぐる、
可愛いトミノのひとり旅。
地獄ござらばもて来てたもれ、
針の御山(おやま)の留針(とめばり)を。
赤い留針だてにはささぬ、
可愛いトミノのめじるしに。
貴方は、これを黙読しましたか?
もしかして、声に出したりしてませんか?
実は、黙読なら大丈夫なのですが、これを声に出して読むと、不幸がおきる、また最悪死ぬといわれています。
え?そういうことは先に言えって?
それはそれは失礼しました。
ですが、不幸がおきるという話は、さすがに嘘だと思いますか?
いえいえ、あの有名な詩人の寺山修司は、この「トミノの地獄」を口に出して、しばらくしてから亡くなったといわれています。
また、この噂をネットではじめて広めたといわれる女性は体調を崩し入院、具合が悪くなる人も多くいるとのこと。
ですから、皆さん、くれぐれもご注意くださいね。
―この世には貴方の知らない真実がある・・・
情報提供・感想・御意見等、コメントにて受け付けております。