臨床心理士 金子泰之の「行き当たりバッチリ」日記 -30ページ目

さて、今回は実施に対する注意点を述べたいと思います。




まずは、自明のことですが、被験者にしっかりと聞こえるような声量や声色で教示します。


また、文字にするとうまく伝えにくいですが、被験者に威圧感を与えたり、取り調べのような感じを与えたりしないようにしています。



次いで、検査の課題においては、時間制限がある課題もあるので、

その際には

「これからの質問・課題には時間制限があるので、なるたけ早くやってみてください。そして出来たら教えてください」といった具合で教示します。




時間を超えてしまうと得点にならないのですが、

課題によっては、時間になったからといって

「はい、時間になりました」とバツンと切ってしまうのではなく、被験者の取り組む姿勢を伺いながら様子をみることもあります。



(もう少しで完遂できるような場合には、時間超過していても(そのため、得点にはならないですが)、


私は見守ります)なぜなら、

検査へのモチベーションを下げないための配慮です。



他には、検査中の表情や、手足の動き、衣服、身だしなみ、発語の有無(「う~~ん」や「出来た!!」といったような声など)、


そして集中力の問題について、注意深く観察します。


そこから気づいた事柄を、検査用紙のあいている部分にメモ書きすることが私は多いです。




集中力の問題については、本来は平均的な能力を持っているのに、集中力が切れてしまい、結果として成績が下がってしまうケースもあります。


その場合は、きちんと記録しておき、結果のフィードバックの際に、きちんと本人や関係する方々に報告するようにしています。



そのような、注意をしながら、実施します。


今日はこの辺にしておき、


次回は、検査後のやりとりやフィードバックについて述べたいと思います。


このフィードバックが難しくまた、


私が知能検査において


非常に大切と思っている点でもあります。





おはようございます!


金子です。


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最近、私は・・・



ゆっくり歩くことにひひ



を心がけています。



そのために少し早めに家を出るようにしています。



周囲の方に迷惑にならないよう、


しっかりと一歩一歩、


風景や風を感じながら、


歩いている今日、この頃です。ニコニコ





我々、臨床心理士にとって、

1対1の対面カウンセリングはもちろん主な業務の

一つですが、それ以外にもたくさんの業務があります。

その中で、「心理検査の実施」があるのですが、


その検査を実施する際に私が気をつけていることや心がけていることを今日は述べたいと思います。



まず、心理検査には、大雑把に分類すると、

性格検査と知能検査にわけられます。




今回は、知能検査について取り上げます。


知能検査は成人用としては

WAIS―Ⅲ(ウェイス・サードと呼びます)、

児童用としてはWISC―Ⅲ(ウィスク・サードと呼びます)といった検査を私の日々の臨床では使うことが多いです。



そこで教示の際に注意していることは、

単なるレッテル張りになることは絶対に避けなければならないし、


知能指数だけを測定するための検査という印象を、検査を受ける方に抱かせないような注意を払います。



なぜなら、心理検査の多くは統計に基づいたものであり、絶対ではないからです。


数値や専門用語が一人歩きしないような注意をしています。



施行に際しまして、具体的には、まずは笑顔で挨拶し簡単な自己紹介をします。それから、以下のような教示をします。


「これから~~さんの心の得意な点と苦手な点をこのキッドを用いてみていきたいと思います。


私も含め、万人に、得意・不得意はあるものですが、今~~さんが抱えている悩みや問題が、もしかすると、


その得意・不得意な部分に大きな差がある故であったり、またある能力だけが強く苦手、故であったりする場合があります。

ちなみに~~さんは、これまでに視力検査をしたことがありますか?


視力検査は大きな模様から始まり、徐々に小さくなって見えにくくなるところを、測定して視力を測定します。


今回の検査もそれと似ています。


始めは簡単な問題から始まり、徐々に難しくなっていきます。

最後の方は結構難しく、頭を悩ますかも知れません。


しかし、視力検査でも、本当は見えない小さな模様を無理に目を細めてみようとしたり、逆に見える模様を「見えません」と答えると正確な視力は測定できなくなってしまいます。



それと同様に、難しいと感じた問題には思ったまま、感じたまま「わかりません」、「難しいです」とお答えください。


答えなれなかったからといって、「自分はだめだ」、「自分の頭はどうかしてしまった」などと思わなくて大丈夫です。


最後に、約1時間半くらいの時間がかかります。


途中、おトイレに行きたくなったり、気分が悪くなったりしたら、おっしゃってください。何か質問ありますか??ないようでしたら、早速始めたいと思います。どうぞよろしくお願いします。」



といった具合に検査前にややくどいくらいに検査に対する不安や緊張を出来るだけ少なくできるような雰囲気作りや文言に気をつけます。


ここで、少しでも信頼関係やリラックスできるような雰囲気が作れるかどうかが、検査者の腕と私は思っています。


その後、実施に移ります。



次回は、実施中の注意点などを述べたいと思います。



おはようございます!


金子です。


http://www.urazono.net)


1が3つ続きますね晴れ


ぞろ目というのは何気に私は好きにひひで、



一時、夜、ふと目が覚めて、時計を見ると、

3:33だったりすると、


案外、私としては「ラッキー!!にひひ!!」なんて思ってしまいます。

こうした、単なる偶然も、楽観的に捉えることで

気持ちの切り替えになる気がします。


そうこう書いているうちに、思いついたのですが、皆さん、今年、おみくじはひきましたか~~?


私は「末吉」でした。ビックリマークビックリマーク


だから何だということも無いですが、

小さな吉を、

こつこつ積み重ねていくような1年にしたいと

思います。



では。


おはようございます!


金子です。


http://www.urazono.net)


明けましておめでとうございます晴れ晴れ晴れニコニコ


今年もどうぞ、よろしくお願い致します目


さて、


本日からウラゾノ勤務です音譜


今年、一発目のブログですが、



本日の朝日新聞のコラムから引用します。



▼今年は巳年。吠える虎、跳ねる兎、

天翔る竜、と続いたのに比べると、地を這う蛇はいささか地味だ。届いた年賀状には「脱皮」を願う書き込みがいくつかあった。閉塞感から脱皮し、ひと皮むけて自分を高めるには、マイナス思考ではおぼつかない


(中略)

▼今日が仕事始めで、休み明けの重い腰を上げる人もおられよう。視界は不良でも、ものごとを良い方に、明るい方にとらえる「力」をお互い鍛えたいものだ。笑みと活気と前向きを、この一年の道連れとして。




・・・笑みと活気と前向き・・・



今年、一年、良い年になるよう、

小さなことからコツコツと動いていこうと思います。





追:私事ですが、年末年始は自宅で読書とDVD鑑賞の毎日でした。


蛇年にちなんで「蛇のひと」という映画を見ましたが…面白かったですが、新年にはちょっと気分が暗くなるがちな内容でした。

主演の永作博美さんと西島秀俊さんの

演技が、最高に素晴らしかったです。

興味ある方は是非、ご鑑賞くださいな。