7月コラム

理学療法士の上村です。

今回はこの頃よく耳にする自律神経についてお話をしようと思います。

 

自立神経とは?

呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排泄など生きていくうえでかかせない生命活動を維持するために無意識下で働いている神経のことです。自律神経は交感神経、副交感神経に分けられ、それぞれがアクセル、ブレーキの役割を果たしています。

心理的ストレス、身体的ストレス、不規則な生活などでバランスが崩れると身体に様々な不調をきたします。

 

自立神経のセルフチェック

□すぐ疲れる          □便秘や下痢気味    □気分が滅入りがち

□やる気が出ない        □肌が荒れる      □理由もなくイライラする

□集中できない         □手足が冷たい     □いくら寝ても疲れている

□頭痛を起こすことがある    □よく風邪を引く    □朝すっきり起きられない

□肩こり、腰痛がある      □緊張しやすい     □よく眠れない

 

自立神経を整えるには?

①    睡眠時間の確保、寝る前にスマホやテレビを見ない

②    朝食をとる、朝日を浴びる

③    水分をしっかりとる

④    耳を温める(血流促進)

⑤    腸内環境を整える

⑥    ぬるめのお湯にゆっくりつかる(38~40℃がベスト)

⑦    ゆっくり深い呼吸ができる運動(ウォーキング、ヨガなど)やストレッチを行う

⑧    好きな香りを取り入れる、好きな音楽を流す

⑨    ストレスをとりあえず放っておく                              など・・・

 

自律神経が乱れることで自律神経失調症、過敏性腸症候群、神経性胃炎、メニエール病、過換気症候群などといった

病気を引き起こすこともあります。

今のうちから普段の生活習慣を見直して病気の予防をしていきましょう。