うらん組とあのころの時代。 | 書きなぐり。

うらん組とあのころの時代。

私はフーゾク嬢時代、「うらん組」というグループを作っていた。活動内容は、基本的に魚民(みんな金があったはずなのになぜか魚民)で飲んでいろんなお店の女の子どうし仲良く情報交換したりお正月にはみんなの目標を発表したりたまには遊園地に遊びに行ったりしていた。

 

フーゾク嬢の行きやすい性病科一覧表をコピーして配ったり、接客について何時間もみんなで真剣に話したりしてたな。

 

それはそれはすごく楽しかったんだけど、当事各女の子の所属するお店の店員さんには良い風に思われてなかった。

 

女の子同士は待機中基本的に一緒にいさせないお店が多くて、何故なら仲良くなったら一緒にお店を休んだり一緒にほかの店に移ってしまったり、そういう事があるからだと聞いたことがある。

 

特にうらん組は色ーんなお店の子がいたから、他のお店の給料体系を聞いて「うちそんなにもらってな~い!いいな~!」ってなることも多々あったと思う。

だからお店の人にはわたしは嫌われる事も多く、当時わたしがやってた雑誌のフーゾク嬢インタビューの取材のお願いに「うらんさんは取材NGです」って何店舗にも言われた。

 

それでも私はめげずにうらん組を続けてた。

スタンプラリーってのもやったことあったな。ポイントカードみたいなのを作って、うらん組の組員(と呼んでた。笑)(ちなみに私は組長。笑)のお店にいくとハンコがもらえる。そのハンコを10個集めると、うらん組のストラップがもらえるっていう。笑。(一人2万だとして10人回ったら20万、それでストラップたった一本プレゼントってどぉよって今思うけど。)

 

当時(20年前)は空前のフードルブームで、アイドルのような扱いをされてる女の子がたくさん居て、そのフードルを追いかける有名なお客さんも何人も居た。女の子同士でもその話になり「○○さんきたの? 先週うちにもきたよ~」とかのの話題もよくあった。

 

女の子も、自分が載った風俗紙をパラパラ見てるうちに他の女の子を気に入って、撮影なんかで一緒になると「きゃ~~!◯◯ちゃん!本物ダァ!緊張する!!!」ってお互いにアワアワしながら記念の写メとってるのとかよく見たよ。(裸で)

 

わたしも「お金払うんでお店に行ってもいいですか…?」ってドキドキされながら言われたことあった。気分は最高に良い!!

 

いろんな意味で良い時代だった。活気があったし平和な空気流れてた。働きたくて女の子は自主的に働いてるし(なかには色々あるんだろうけど)私はあの頃のフーゾク界大好きだな。

 

最近このブログを読んで、昔うらん組だったんだよってコがブログにメッセージくれた。

すごく嬉しくて、すぐお返事した。

わたしがこの手の話題を書く事で何かいいことにがあるかもって思って書き出したんだけど、本当にいいことにあった。

応援してる、って言ってくれて、本当に嬉しかったな。

 

私に書けることがあるなら、これからもブログを書いていこうと思います。