メモ | 書きなぐり。

メモ

◎死にたい

死にたい死にたいと思う。荷物が重い。持ちたくない。歩きたくない。でも止まってても疲れる。だから家に向かってる。めんどくさいな。また同じような事を何度も思ったり感じたりするんだろうか。しんどいな。死にたい。消えたい。このままの勢いでものっすごい念じていれば夢を叶えてくれないか、と信じていない神様に祈る。念じながら重い荷物ひきながら駅の構内でおにぎりとからあげを買う。お金を払いながら、今月厳しいなぁ(厳しくない時なんか無いけど)と思う。この分だと願いは叶えてもらえそうにない。腹が減るぐらいならたぶん死なない。結局いつもこう。私の死にたいは、身体の死ではなくて、精神の死なのだ。だから今度はおにぎりを食いながら死なねぇかなぁと思う。喉が渇くからお茶のもうかと思う。コーラが飲みたいけどカロリーあるからお茶にしよう。死にたいなぁ。いや、死にたくねぇだろ。


◎削って埋める、共依存


私は何かを埋め合わせる為にいつも何かを削っている気がする。それは本末転倒で、依存する為に他の可能性を削ってまで依存してきたり、持っているものを捨ててまで誰かに何かを負担してもらったりする。私はお金を使うことが上手ではない。今月はいくら使えるとか今月は何代がかかるとか考えられない。そこに欲しいものがあったら誰かに買ってもらいたい。自分のお金はお金の感覚が無い。好かれても居ない人の為にどんどん使ったりする。お金じゃないかのように感じている。自分で自分の管理を出来ない。しようともしない。出来ないと知っている。出来ないことにしてる。そのクセに他人の世話をやきたがる。共依存。お互いがお互いに好きに与えるんじゃなくて、お互いが自分を犠牲にして、その分相手から何かを奪おうとする。相手無くして自分は存在しないように仕向ける。自分無くして相手は存在しえないようにする。


◎心の形


私の心には穴が空いている。暗くて広過ぎる穴が空いている。その穴を、冷たい風が勢いよく通る。私の心はドーナツの形をしていて、上下は無く、私は心を持っているんじゃなくて心のドーナツの穴の近くに裸で立っている。自分の中にある心ではなくて、完全に心に飲み込まれていて心に支配されている。だから私自身に実質心は無い。その穴に吸い込まれそうになる。風で向こう側に吹き飛ばされそうになる。でも風が吹いてるときは必死にドーナツのふちにしがみつく。でもたまに手を離してしまえばいいんじゃないかと思う。したことは無いけど。
何かでその穴をふさぐと一瞬でも風がやむ。それは最初から穴があいてない状態よりも、空いてるところを塞ぐほうがより塞がった達成感とかがある。塞がる瞬間があるからだ。寒いときがあるから暖かさを感じられる。寒かったのが寒くなくなっただけでそれは決して暖かさじゃないんだけどそう錯覚する。たまにふと、そのれが錯覚だということを思い出してしまう。そして、思い出さなかったコトにする。都合が悪いから。
常に塞がっていると、塞がってる感じがしない。だから私は塞がった感じをより感じる為にその穴を余計に自分でこじあけて風を通してブルブル震える。私は常にぶるぶる震えている必要がある。そしてそこには常に冷たい風が吹いている必要がある。寒くないと、その穴が塞がった時に暖かさを感じることが出来ないからだ。


◎不幸


だから私は常に不幸だ。不幸を選んでいるからだ。寒い格好をして、寒い場所に立つ。本当はもう自分で歩けるし寒い場所に居なくてもいいのに、風がぬるいと思ったら寒い場所まで移動してまで寒がる。不幸を選んで幸せを渇望して幸せを掴んだ瞬間にはもう自分で捨ててしまう。寒い必要があるからだ。寒いから、私には常に上着が必要だった。それも、自分のではない他人の上着。自分の上着は信じられないから暖かくない。だから他人に上着をかけてもらう必要があった。何故なら他人の上着しか信じられなかったし他人の上着なら裏切られても居なくなっても所詮他人だから諦めがつくからだ。結局、自分も他人も信じていないのだ。でも一瞬は自分でも完全に錯覚しているほど自分を信じてなくて真実をくれて暖かさをくれたのは他人だった。他人の心など分からないから。だから暖かいと錯覚が出来た。夢を見れた。だからそれが真実だと思える。


◎浮気


何人かの人とつきあったことがあっても、私は一度も浮気をされたことが無い。浮気をされたと感じたことが無い。浮気をされていないと思い込んでいる。そんな事はないはずなのはうっすら分かっている。でも目の前で告白されでもしない限りそれを信じられない。信じたくないから。でも告白などされたことが無い。たぶん、先に、告白するなというからだ。しつこく、告白などするな、というからだ。でも今思うに、たぶん、浮気をしましたと告白されても信じないだろう。信じたくないからだ。耐えられないからだ。耐えられないから、信じない。疑って死にそうになっても、心の奥では信じない。信じるしかないと諦めた瞬間に終わってしまう。私の心が醒めてしまう。覚醒してしまう。覚醒してしまったら何もかもに意味を見出せなくなる。寒さをしのぐという目的を生きる意味としてようやく手に入れたのに、諦めたら生きる意味が分からなくなる。それは悩むとか苦しいというよりも、醒めて冷え切ってしまう。すっぱりと心が死ぬ。


_気づく_


あぁ、それか。それでいいんじゃないか。精神的な死を望むなら醒めてしまえるならそれでいいじゃん。今初めて気づいた。



話が戻る。

私は寒い必要があった。だから私は上着を持っていなかった。持っていたなら見ないふりをして脱ぎ捨てた。最初から持っていなかったと思い込んで震えた。それでも本当に寒かった。時には叫ぶほど寒かった。腕を切ってだらだれらと血を流する程寒かった。イライラして他人を罵倒する程寂しかった。他人を陥れて傷つく様を見てケラケラ笑えるぐらい寂しかった。世界で一番寂しいと思った。今でも思っている。そう思い込んでいる。


◎底辺


小さいときから、私は世界で一番底辺に居る人間だと信じて疑わなかった。底辺が与えられたことに対して疑問を抱くなんてコトは許されないと思っていたから、疑問を抱くなんて事すら考えたこともなかった。だから私は与えられた底辺という立場で出来るだけ傷つかずに全うしようと思っていた。しようと思っていたというよりもそれがやるべき事なんだと思った。与えられたわけでもないのに、私はそれを与えられたと思い込んでいた。たぶん、その時から寒い必要があったんだろうと思う。


◎傷つける


それでもそのうちに自我が芽生え、底辺でいる事に苦痛を感じるようになった。おまえはダメだおまえはダメだといわれるのも、あなたは出来ない子ねといわれるのも、隣の席になりたくないといわれるのも、それまでは当たり前と思っていたのに、それが苦痛になってきた。でも疑問は持ってはいけないと思った。底辺が意見を持ってはいけないと思った。それでも苦痛はしんどいから底辺は底辺なりの自由を見つけた。底辺だから何をしてもなんの価値も無いことに、それと、何をしても価値のあることは出来る能力がないことを、頑張っても無駄なことを知った。何かを大切にしても無駄にしても意味がないと分かっている、と思った。大切にする事が苦痛になった。底辺が何を大切にしてもそれは底辺の話だから無駄、そんな事はどうでもいい、だったら大切にしない方が全うだと思った。自分を傷つけたり、何かを傷つけたりした。怒られるのはめんどうだったので、大抵は自分を傷つけた。バレないように、何かを傷つけた。


◎シャーペンの芯


シャーペンでお腹をチクチクしていた。授業中、シャーペンでお腹をチクチク刺していた。誰にもバレなかった。制服の粗い布を簡単に通り抜け、シャーペンの芯は私のお腹にいとも簡単に刺さった。夜家に帰り見てみると黒い点がいくつも付いていた。そのうちにシャーペンがどこまで刺さるか挑戦するようになった。どこまでいったら人間の身体が悲鳴をあげるのか見てみたかった。結構刺しても静かに授業を受ける事が出来た。家に帰って見て見ると黒い穴が赤くにじんでいた。今度は同じ穴を刺すことを覚えた。皮膚の上でシャーペンの芯をすべらせて、昨日の穴を見つける。そこを見つけたら限界まで刺した。チクチク永遠に刺した。私の中学は上下がつながったスカートだったので、トイレに行ってもお腹を見る事が出来なかった。だから家に帰って早く見たいなぁと思いながらくだらない授業を受けてた。くだらない授業、くだらない先生、くだらない生徒達、一番くだらない私。


◎暇つぶし


くだらない私は常に暇を潰していた。世界の流れに逆らわず、くだらない時間をすごすには与えられた生活は退屈すぎた。でも新しい場所を探す資格は無いと思ってたしやる気もなかった。だから私は一人で暇を潰した。生きることが暇つぶしだと思ったのは、この頃から始まっていたのかもしれない。何かに一時的に熱中することがあっても、それは大きな意味で暇つぶしだった。だから余計にはしゃぎ、思った以上に頭の中で出来事を膨らませた。それでも、それが無くなる事は普通に傷ついた。消えたいと思うぐらいショックを受けた。小さなことで死にたくなった。何もかもは最初からくだらない。くだらない事をしなければいけない自分はくだらない。くだらない事に夢中になってる自分はくだらない。くだらないものを失って悲しんでることがくだらない。くだらないモノだと分かっていても、自分がくだらなすぎて情けなくて死にたくなった。


◎無価値


自分に価値があると思えなかった。価値は元からあるもんじゃない。自分でつけたり他人が与えてくれたりするものだと思う。私は自分で自分に価値を与えなかった。だから私には価値が無かった。だから自分を傷つけても平気だった。のちのち親がその事で私を抱きしめて泣いてもうしないでくれと懇願されても、気持ちが悪いだけだった。人に触られたらいけないと思っていたクセがあって、人に、特に大事な人に触られると気持ちが悪くなる。お母さん、そんなに傷つかなくてもいいのに。価値は無いんだから、傷が付いていても付いていなくてもそんなに気にする事じゃないのに。


◎愛された


どうして愛されてるのか分からなかった。どこが好きなのか、分からなかった。それは彼氏でも友達でも同様だった。最初から私は自分に価値を持ってない。そこに誰か自分以外の人間が価値を見出すのは、私はまるで自分に価値があるかのように振舞って相手を騙したからだと思ってた。よくも疑いもせず、こんなくだらない人間のくだらない作戦に騙されてくれるのだなぁ、みんな、優しい人たちだなぁと思ってた。でも騙されて上着をかけてくれるんだから有難いとは思った。有難いし、居なくなったら大変だ、騙し続けなきゃ、と思った。でもどこに騙されてくれているのかよく分からなくて、どこをどう騙していけばいいのか分からなくて、とまどった。暇つぶしで初めた人間関係も、一度手に入れてしまうと失いたくなくなった。どうしてでも手に入れておきたかった。でも、相手に写っている自分はなんなのか分からなかった。だけど事実として誰かが私に興味を持って親切にしてくれている。それを手放したくなかった。

だけど信じていたのは一つ。実際のところ、自分に価値は無いということ。


_思い出す_





◎入院?

いや、やっぱり入院しても意味がない。入院して精神が元に戻ることは無い。高ぶった精神がフラットになったところで、私はまたこの世界に戻ってくるしかない。そうしたらまた同じ事だ。誰かを好きになり、誰かに嫌われ、誰かにおびえ、何かに追われ、何かに誰かにしがみつき、情けなく自分を責めて何かに向かって走って逃げる。

人生が暇つぶしと思ってる以上それ以上の価値は生まれない。このままなら、何も変わらない。何をしても変わらなかった。だからこれからも変わらないし、変えてまで生きていたいと思うのは、くだらない事だ。無駄だ。


価値がないのだよ。それは、誰になんと説得されようと変わらなかった。泣かれても怒られてもグロッキーになってもすごいことしてもしなくても価値が無いことに変わりは無いのだよ。

入院しても意味が無い。でも入院でもしなきゃどうにもならない。でも入院してどうなるとも思えない。金がかかるのだけ知ってる。でもそれで親は安心するんだろうなと思う。私が何も変わらなくても、変わるんじゃないかと夢見れるんだろうなぁと思う。かわいそう。でも笑えない。


◎結果


結果、もう、手のほどこしようがないんだなぁと、思いました。
覚醒しています。なんか醒めた。


そしてこうしてまとめてみました。途中でふと思う事あり、本題をずれたまま本文は終了します。

終了。


※メモ

切れた