よく分からないです | 書きなぐり。

よく分からないです

いわゆるワナワナするぐらいの怒りという感情を持つようになったのはここ数年の話。それまで怒りは自分で制御できる程度の感情だった。愚痴だったり弱音だったり笑い話のためのアイテムだったり、最大級でも、自分の正論を貫く時の時に気合いを入れる為のユンケルの役割りだったり。
そこまで怒りの感情が発達していなかったのか、自分の正論を貫く程自分の意見に自信を持てなかったのか分からないが(どっちもだと思う)私はどうにもならない怒りを感じることがほとんど無かった。人に「そこは怒るとこだよ!」といわれる場所で私は自分を責めて人生を悲観していた。本当に正しいか正しくないというよりは強いか弱いかがの方がまかり通ると感じていたしわたしはケンカが嫌いだった。何故人が人に怒りを露にしわざわざ衝突するのか分からなかった。とにかくケンカが嫌いだ。間違ったことを正すぐらいならその場に二度と行かなければいいしそこに遭遇した自分の運の無さを悲しむほうが体にいいし楽だしと思ってそうしていた。そうしているうちに標準とか基準としての正義や悪に無関心というか無頓着になり、それらと自分の意見の差すらどんどん分からなくなっていった。
数年前、正しく怒るという感覚を覚えた時は自分も大人になったなと思った。怒るという感覚は、自分の意見は間違っていないと自信を持っているという証拠だと思っていたからだ。それぐらいは自分も自分を信じられるようになったんだとその時嬉しく思った。でもその感情がそこで落ち着いていればよかったのに、私の怒りは、怒りそのものだけがそれからどんどん育ってしまったような気がする。私はどんどん自信家になっていった訳ではない。自信と怒りは同時発現だったが、自信とは別次元で怒りの感情だけが育っていってしまった。それでも何か原因があって怒るのはまだいいとして、最近、困っているのは、何も原因が無いのに最初に書いたようにいわゆるワナワナとこぶしを握りしめるほどの怒りが沸く事があることだ。
何が起こっている訳でもなく、昔だったら悲しむところで怒っている。例えば雨が降って怒るのはまだいい。雨が降って怒る人はたまにいる。それは精神的によくないなぁと傍から見て思うけどもそれはそれでしょうがない、しょうがないというか事実だしそいつの勝手だし責任だし。
でも私は雨が降ってる事に対して直接怒るわけじゃない。雨の湿気が要因にはなっているのかもしれないのに、雨にも気づかず怒っている感じだ。
怒りを抑えるために暗闇で丸くなる。外に出て、怒りを爆発させたら、誰かを傷つけるかもしれない。そこにいられなくなるかもしれない。そんなわけで私は、突然暴れる凶暴な動物を体の内側に飼っている感覚があって、いつもはおとなしいそれがいつ暴れだすか分からない恐怖にビビっている。予告もなく突然暴れだし逃げ出そうとするその動物を、逃げないように捕まえて抑えて離さないその感覚がしんどくて仕方無い。
爆発させてしまったらどうかとたまに思う。開放させてみようかとか。悪魔は体から出て行ってくれるのかもしれないと。

でもその感情は悪魔じゃないし凶暴な動物でもないし、爆発したところで、その気持ちがなくならない事を常識で知っている。だからやっぱりワナワナとこぶしを握っても怒りを閉じ込めたその握りこぶしを開くことはしない。
いちいち怒って疲れてしまう。本当に怒っているんじゃない。イライラしてるだけだ。それがあまりに大きくてワナワナしてるだけだ。よく、叫びたいと思う。実際たまに叫んでしまう。大声を出して喉がかれる程に大声を出して涙を流して疲れて声が出なくなるまで、布団につっぷして多少でも音を消してそうして何かを発散する時がある。切れた感情はそのあとふと我に返った時に自覚できないほど無感覚になっていて呆けたまま何も出来なくなってしまう。そこからまた正常値に戻るために今度は自分の体に刺激を与えて感覚を取り戻す作業をしなきゃいけない。大抵は血を出す。そうやって上の振り切りと下の振り切りを行って来て、ようやくまんなかに戻ったらようやく薬が効いてきて眠りにつける。これで、つかの間の間だけだけど死ねる。死ねるというのは休めるという感覚でしかたぶん私は感じていない。だから軽々しくもこうして死ぬという言葉を使うんだと思う。身近に死を実行して実際死んでしまった友人が何人に増えても私はそれをいまだに実感できずに軽々しく死にたいと思う。考えた結果ではない。思ってしまうんです。思いたいわけでもない。思わずにはいられない。それを一体どうしたらいいって言うのよ。
よく考えたら、体に水分が足りていないのだとさっき気づいた。朝から飯食ってないし水も飲んでない。だから頭痛が治まらなくて朝からイライラしていた。水を飲んだら結構な量、胃に収まった。でも今度は吐き気でそれをすぐに戻してしまった。乱暴だが、胃がカラになってくれたので、またそこに水分を入れた。
どうして怒るんだろうとか、どうして悲しいんだろうとか、まるで想像のつかない宇宙のようなシステムをしているかのような心の中の話をしているつもりでも、答えが簡単すぎてずっこけるときが多々ある。イライラするのはカルシウムが足りないからだとか、頭が痛いのは酸素や水分が足りていないからだとか、なんだ、つまんねー、と思う位簡単に解決出来る話は多い。信じないだけで結構普通の事でいろんな事は解決出来る。自分が何者かであるかのように、人間がいかに神秘的に出来ていると思いたいのか知らないけど「なんだかとっても悲しいの」「なんだかとっても切ないの」なんて言う様はとても滑稽で恥ずべき姿だ。気色悪い。何者でもない。神秘的でもない。食物を入れて栄養を吸収して要らないものは出して愛という名の性欲を満たして子孫を繁栄しようとしているだけだ。別にそれが普通の事だ。だから酸素が無くて頭が痛くてずっと頭が痛くて痛くて、とか、あり得るだけの話。なにごとかと思うような考え方とか言い方とか大嫌い。普通なのだ。食って寝てヤルんだろ。それが永遠に繰り返されているだけだ。たまにこうして神経の障害を持った欠陥品が出来ることもあるんだろう。だけどそれに気づかずに生きることも出来るんだろう。気づく事を選んだのはこの私自身なんだろう。それはもうしょうがないんだろう、今のところは。
なぜ生きなければいけないんだろう、そもそも生きなければいけないんだろうか。なぜ死んではいけないのか、それとも死んだ方がいいんではないか。死は負けなのか、それは死なせないための口実なのか、だとしたらどうして人は死を選ばせたがらないのか。そもそも自分はどうしたいのか、死にたいなら何故生きているのか、生きている事を選んでるのに何故悩んでいるのか。こんな事考えることはもう飽きた。飽きたし、かっこよくないからやめたい。やめられない性分なのだとしたら口先だけでもやめたことにしたい。
でも俺は必要ないところでは嘘をつくくせに大事なとこでウソをつくのを嫌がるクセがあるのと、自分をさらけ出せば誰かが助けてくれるような幻想を何故かいつからかいつまでもそう今もなお持っているらしいのだ。そして単純にはけ口のためにであろうこうして、結局かっこわるいことを永遠と書きなぐる。それこそやめたいのだけどなんで辞めないの。かっこ悪いのは分かっているんです。あのさ、みんなが思ってる以上にかっこ悪いの俺。分かってるっていうか、違うの、それ以上なの。かっこ悪いって言ってくれる人いるけどそれ以上なの。いよいよおかしくなったと思ってくれていいです、でもそう言われれば反論したい。するとすれば昔から俺はおかしかったのだと思うのです。今がおかしいのだとすれば今思えば昔からおかしかったのだと思う。昔からいろんなことがどうもうまくいかないと思ったらそれは障害ですよ治りませんよ生まれつきですよと言われればいろんなことが納得がいくのだ。でも障害だか性分だか性格だか知らないけど、薬ナシでは眠れないし覚醒出来ない精神の弱さと脳内物質の異常分泌、それでも死なない鈍感で図太い神経だけは本当のこと。やっぱり欠陥と思う。なんか足りてない。
ずるいのかな。我慢が足りないのかな。自分に甘いのか。
イライラする。イライラすることについて一日考えてたら一日終わった。すごい不毛。けどそれ以上を今は出来ない。
外に出られない。死にたくて、死にたくて、死なないけど、そう思ってしまうのはなぜだ。死なないの分かってるんだけどそう思ってしまうのは何故だ。恐い。私は天気のいい日に掃除して洗濯したあとに空気の入れ替えとかしてる時よく落ち込んでる。そんな事してるときはほぼ落ち込んでいる。何かを払拭したいから掃除し出すのかもしれないけど意味分からず掃除に没頭して、終わった頃には完全にへこんでる。
朝起きられなくて怒りで死にそうだった。それはいつだったか。今日の話ではない。覚えてないけど。最近時間を守れない。守らなきゃいけない時間を守れない。朝記憶がはっきりしない。それがイライラする。だからって薬を抜いたり少しにすると眠れない。眠れないと横になってる時間分疲れる。長い拷問のような時間どんどん疲れていってるのを実感しながら起きる時間を考えるのは恐ろしい。うつらうつらと眠れる時はもっと最悪、エンドレスのリアルな悪夢を見続ける。だから薬ナシで眠るのは出来る限りしたくない。昨日は何故か頑張って薬を抜いて寝て、数時間を数日に感じた。それから起きて丸一日経つけど朝のイライラをひきづったまま。薬を飲んで眠れば良かった。変な時に気合入れる時があって自分でも腹立つ。薬飲めば眠れるけど逆算して薬調合もするけどでも最近それで起きられなくてイライラする。あさ私が機嫌悪い理由。薬が切れない事に怒っている。それでも起きなきゃいけない状況に怒ってる。それでも薬を飲まなきゃ眠れない自分に怒ってる。怒ってる自分に怒ってる。うるさい周りに怒ってる。そんなときに人に会いたくない。いやなこと言いたくない。人を無視したりしたくない。半分意識無く寝ぼけたままイライラしながら会社行くとイライラしたまま半分無視とか平気でするからいやになる。その分早く寝ればいいんだけど、薬早く飲めば結局眠れなくて焦って薬追加して余計に朝起きられなくてグラングランする。最近予定が多いからそう思う事が増えてそれでもそれをこなさなきゃいけない事が不安で余計に眠れなくなってたり起きられなくなってたりしてもうそれだけで嫌。プレッシャー。プレッシャー。ぷれっしゃー、守らなければいけないものがあるだなんて要らない自覚、出来もしないくせに感じる責任感、自分の範囲超えて感じるべきだと思っているのかもそのへんの感情。
何がまともで何がおかしいのか分からなくなってくる。これがおかしいのだとしたら治るのか、治らないのか。昔からこうだったからよく分からない。けどたぶん昔よりもっと悪くなっていて、脳内が覚えてしまっていろんないらない感情が定着してしまっている気がする。だから昔より悪い気がする。たちが悪いとも言う。
いつまで生きてるのだろうか。無価値感とひどく高い自己評価。訳が分からない。あっちからこっちまでのふり幅の広さ。何度同じ事を言ってるのか分からないよ。
今日は二重になりたくてカッターでまぶたを擦っていた。昔はシャーペンでやってた。なんだか人形をカスタムするぐらいの気持ち。文字にしてみたらすごい恐いことしてると今思った。私は家に居る時ブサイクでいるのが耐えられないからいつも二重化粧品でがっちり二重にしている。奥二重は昔からすごいコンプレックス。そのままでいるのはすっごいストレスだ。でも人に会う時は二重にしようとしているのが目立ちたくないから無理に二重にはしないけど家に居る時は二重にして黒目がカッチリ見えるカラコンを入れている。カラコンも外出る時は目が痛くなったらめんどくさいから入れていない。家だとすぐにはずして付け直したり出来るけど外だとそうもいかないのが想像つくから外にはつけて出ない。何俺。意味分からない。

整形したい。名前変えたい。坊主にしたい。腕切りたい。何もしたくない。寝ていたい。眠りたくない。食べたくない。おなかすいた。寂しい。一人がいい。死にたい。生きたい。つかれるつかれるつかれる、プレッシャープレッシャープレッシャー。
でもどうせ元気になるの知ってる。いつでもそうだったから。次に改めて落ち込むために一旦元気になるのいつもそう。出来るだけ元気良ければよいほど落ち込む差が大きいからいい。そんな事考えてるから幸せは続かないの。求めてると思えない、それか求めすぎて自分から拒絶しているのかどっちか。

ここまで書いてて言うけど、心配しないで。いつもこんなもん。昔からこんなもんだよ。心配しないでっていうか、してもしなくても変わらないから。いや違う、勝手に心配してくれてもいいし心配しろって言ってるようなもんだろうから心配をするかもしれませんが言わないでくださいってお願いしておけばいいのか。めんどくさいの。ごめんねって言うのめんどくさいの。だからって書かないことが出来ないけど。俺ホントうざい。うざいの治る薬ならいくらでも飲むよ。うざいとか思われるぐらいならいくらでも金出すよ。


もう朝がきた。さっき朝だったのに。
もう嫌だ。もう嫌だ。本当にもう嫌だ。

いや、大丈夫大丈夫、もう大丈夫。


吐きそう。吐いたら寝る。今日何度めだ。今日じゃない、昨日か。