道なき未知
twitterのTLを眺めていたら、お勧めされていたので読んでみました。端的に言って面白かったです。雑誌連載されていたコラムをまとめた本ということで、短い章で区切られていてテーマが哲学的、抽象的で解り辛い部分があるのですが、良い加減で終るのが上手い。『需要に合わせた供給』が意識されていて、本当に心配症で頭の良い人なんだなぁと感心させられっぱなしです。ご自宅の庭や森の写真が挿入されているのも、頭を切り替えるのに良いタイミングで計算されています。抽象的なことを観察、分析して論理として言語化するのがとても優れている。整理することに慣れているのだなと感じました。個人的には、60歳を超えたオジサンがブライスドールを手作り機関車に乗せて喜んでいるというポイントにほっこりしていましたがwww人生を楽(ラク&タノシク)に生きるのにちょっとしたコツが書いてあるハウツー本のようです。20代の頃に読んでいたら、感想がもう少し違っていたかもしれませんね。1冊読むのは大変・・・という方には気になった章だけ読むという方法もお勧めです。*第31回 「死」について考えよう*第33回 「自分を信じろ」は正しいのか?*第39回 「甲斐」vs「やすい」*第48回 未知こそが教養であるこの4回が特に面白かったと思います。こうやって個人ブログでまとめることも筆者は『少々痛い』と書いていますが、私の人生『だいたい痛い』なので無問題wwww痛いついでに、著者の方は午未天中殺の壬辰っぽいw(突然の算命学)最後に個人的に心に刺さったフレーズ集p22 生きているうちは「未知」だということp46 自分と違う意見でなければ聞く意味がない。p68 自分が経験したいから、お金を払って楽しんでいるのである。p85 折り合いによって、夢が現実へと導かれる。p88 社会において大切なのは他者の自由をお互いに尊重することだ。p112 熟考して判断に迷う人のほうが上品で崇高に感じられる。p126 天才といわれる人は思考だけで視点が動かせるのだろう。p136 努力が苦しいのではなく、わからないことが苦しいのだ。p152 小さな成功から学ぶほうが、順当な道だと思われる。なんだか啓示的で哲学書のような予言の書のような、面白い本です。最終的に付箋だらけになってしまった