認知症疑いの怒り狂う母をHSP娘が宥めた方法とは? | 認知症母とHSP娘の日常

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認知症の母とHSPの私、父との日常をご紹介するブログです。

身内の認知症で悩んでいる方や、気になる方に、少しでも参考になればと思います。

気軽にみてもらえると嬉しいです!

こんにちわ!

HSP娘こと、uranと申します。


前回は被害妄想が激しくなり、毎日怒り狂い暴れる母について書きました。


前回はこちら



この頃は、毎日が地獄でした💦

でも、どうにかしないと!!!



アルツハイマー型認知症なのは確実。

ならば、いかに早く母を病院に連れて行くかが問題になります。


 

まずは、何をどう接しても怒り狂う母を鎮めなければいけません。



なので、認知症について調べました。

ちょいちょい認知症については調べていましたが、

調べる内容がその都度違っていたので、追加で調べたのです。



その結果、いかに私や父の母に対する接し方がいけなかったのかがわかりました。



それだけではありません。

認知症の人は、物忘れするから悲しいことなどの感情を直ぐ忘れるから大変ではないだろうと思ってました。



ですが、決してそうではない事が調べてわかりました。



それは、

認知症の人が1番傷ついている事


目から鱗でした。

でも、考えてみればそうだよな..........。

と言う感じです。



認知症の進行状況にもよりますが、母の様に認知症疑いの時期は、母もまだ今まで通りの時が殆ど。



それなのに、今までしなかった物忘れの酷さに、自分でショックを受け、もしかしたら認知症?と考えている可能性が。



自分に置き換えると、確かにそうですよね💦

私も自分が今後認知症になったらと思うと、恐怖でしかありませんし。



母の場合はそれだけではないと感じました。


 

実は私には弟がおります。

私と違い、自分の家庭を持っており、とてもお堅い忙しいお仕事をしております。



だから、あまり会うことは出来ません。



愛犬がいた頃は、かいがいしく世話を焼く存在がいましたが、愛犬が天国へ行ってしまってからは、母は私に世話を焼き始めました。



亡くなる前の愛犬と母。

食事をあまり取れなくなり、病気にもなってしまい、お薬を混ぜて与えている所です。



ずっとテニスやパートやらと忙しく動いていた母なので、例え高熱が出て私が寝込んでいても、中学生になってからは看病された記憶はありませんし、必要最小限の会話しかした事がないので、世話を焼かれる事に慣れていない私は、正直ウンザリチーン



私の性格が、

「お母さん、お母さん!」

な性格ではないので、母は物足りなく感じている様で。



ここで弟なんですよね。

弟がそう言う性格で、可愛げのあるタイプでして。



そして、両親は昔の人ということもあり、長男である弟贔屓なんです。



さらには女親からすれば、男の子供は特別とかも言いますし💦



そんな弟が家庭を持ち、子供も出来て、仕事であまり会いにきてくれないとなると、母の愚痴も増えて行きます。



しまいには、弟はもういない様なものと言う、失意に似た感情になってしまった母。



弟も結婚する前は、もし結婚したら二世帯住宅建てて一緒に住もう!とか言っていたのに、今ではお嫁ちゃんにベッタリでして滝汗



そんな経緯もあり、母だけでなく父でさえも、弟には何の期待もできないと。



そうなると、結婚できずに実家に寄生している娘の私に期待を持つのも当たり前です。



だから、両親とも私に老後を見てもらいたい、私に見捨てられたくない、嫌われたくない、など思っている節があるんですよね💦



私としては、恥ずかしくて態度には出しませんが、両親の事はとても大切に思っており、見捨てるなんて考えは一切ないのですが。



でも、年老いた身としては切実な願いなのでしょう。



母の場合は、認知症かも⁈と言うショックと、認知症だと私に知られたら、捨てられるかも!と言う考えに至ってしまい、自分ではどうしようもなくなり、その感情が疑心暗鬼になり、そして怒りとして爆発させたのだと私は感じたのです。



私も父も、知らなかったとはいえ、随分と母を苦しめたんだなと、凄く申し訳ない気持ちになりました笑い泣き



ここまでは理解できても、どうやって母のその気持ちを和らげることができるのか?



ここで、私にとってとても参考になる情報を見つけました。



それは、

①認知症の人の言動を否定したらダメ

②認知症の人は自分は必要とされていないと感じている


でした。



うる覚えなので、細かいところは覚えてませんが。(覚えてないんかーいポーンですねw)



この事実を知って、さらに私は母になんて辛い思いをさせたのだろうとショックでした。



厳密に言いますと、①はこちらの記事あたりから知っており、実践してましたが💦



勿論、父にも何度も何度も言い聞かせてましたが、

①に関して父も直ぐには上手く対応出来てない状態でしてゲッソリ



そんなこんなで、まずは認知症の人の言動を否定しない様にする事を強化!!!



父は直ぐに母の言動を批判する様な事を言ってしまうので💦



父には再度言い聞かせました。

そして、確実に母は認知症だとも。



認知症の症状を説明して。

アルツハイマー型認知症の特徴も。

コンコンと説明しましたよ。


「そうかもしらんな。」



やっと父から母が認知症ではないかと言う発言が出ました。



遅いけどなっ!!!



呑気な父なので、言い聞かせるのはいまだに苦労してます💦



父には病院へ連れて行かないと!とも言いました。

でもですね、



「ん?まだ大丈夫だろ。」



( •᷄ὤ•᷅)は?



はぁーーー。

ため息しか出ません。



ですが、病院云々の前に、怒り狂う母を鎮めないとなんです。



母はきっと、自分は必要とされていないと、とても悲しんでいるからこそ、その気持ちを怒りとして表現しているはず。



私もだけど、父も母を大事には思っているはず。

でも、私も父もその気持ちを言動で表すのが苦手💦



そこで私は、自分の苦手とする事を実行にうつしました。



丁度その頃、母の日が近かったので、カリフラワーじゃない、なんだっけ?

あれ?ヤバい!

浮かばない滝汗



あっ、カーネーション!!!



そのお花を買いまして、母にお手紙を書いたのです。

内容は恥ずかしいので割愛。



ざっくり言うとですね、テニスしたり、バリバリ働いて旅行に行ったりと活動的な母がとても好きだった事、忙しいのに家事とかしてくれた事、今は何にもしていないけど、今の母もとても大事に思っている事、いつまでも元気で長生きして欲しい事を書きました。



そして、いざ母の日。

キレられない様に、ドキドキしながら、そしてお手紙もあるので少し照れてしまいましたが、母にカーネーションとお手紙を書いて渡しました。



母の反応気になりますよね?



その当時は毎日、般若の様な吊り上がった目で威嚇しまくりな母が、これまた人格変わったとも思えるようなニコニコした表情で、とても喜んでくれましたスター



その日から、言ってはいけないワードやこちらの言動に気をつけるのを強化したのもあり、怒り狂う事はなく、陽気な母に戻りました花



地獄の様な日々は一応終わりを告げましたが、まだ大きな課題が残っています!



母を病院に!!!

父をいかに説得して、母を病院に連れて行く作戦に協力させるか?



私の戦いは続くのであった。

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