未来へ向けて歩んだ軌跡 -3ページ目

これからの道のりを思い浮かべて、進みだした道のり


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過去のことから現在に向かって書き進めています!

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これから、オーストラリアを回って、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸と回っていく予定だ。


そこで、ふと考えた。

あれ、おれってよく考えたらあんまり英語得意じゃないんだよな…。

5つの質問をしてインタビューの映像をこれからおさめていこうと

思っているのに、それって致命的なんじゃないか…。



ここオーストラリアに入国するのにも、結構手間取ってしまった。

おれのパスポートには、

イラクやアフガンやらその他中東のアラビア語とか
ペルシャ語で書かれたスタンプばかりが並んでいる…。


入国する時には、どうしてもそのスタンプたちの説明を

しなくちゃならない。


「なんで、お前は、アフガンとかイラクにいってたんだ?」


そんな質問に「sightseeing」では済まされない。


そんなこともあり、今まではなんとか乗り越えてきた海外でも

やっぱり、英語ぐらいは話せないイとまずいよな。そもそもンタビューはできないよなぁ。


ということで、ここオーストラリアにいる間にせめて、ある程度の
英語を話せるようになっておこう。と、今更ながら考えていた。


とはいえ、昔からどうも単語を覚えるとか勉強することが

苦手だったので、今回は話しながら覚えていくしかないんだろうなぁ。


本当にこんな調子でインタビューなんかできるのかな?



ドミトリーのベッドに横になりながら、今はまだ荷物だけ置いてあり

誰もいない他のベッドを見つめていた。


どんな人に出会えるのかな…。




ワクワクとドキドキを胸に、これからの旅に想いを馳せていた。



まずは、ゆっくりと海でも眺めてこよう。

旅と言えば、ハーモニカ。
勝手にそんなことを思って、一度も吹いたことの無い
ブルースハープも日本で買ってきて、バックパックに突っ込んできた。



現在、5月。

なんとなくの小さな目的として誕生日の9月には南アフリカの喜望峰で

自分のためにハーモニカを吹きながら、誕生日に浸ってみたいな。


そんなことを漠然と思い浮かべていた。


インタビューを続けることにより、きっと何かが見えてくるはずだ。

今までのように何かプロジェクトを抱えているわけじゃない。


なんとなく、インタビューを撮りながら、ドキュメンタリーを作っていけたらと思っているだけだ。



そして、今自分の中に渦巻いているこのよくわからない感情。

たくさんの笑顔とその後に訪れた悲劇…。
ちょっと感傷的になっているのかもしれない。


ケアンズの陽射しは、本当に強くって、中東の陽気とはまた違っている。

さてと、そろそろ出発しよう。


これからの旅路に向けて…。