【大フィル】マチネ・シンフォニーvol.6【井上道義】 | Savage Salvage (AKA UЯASHIMAru)

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Desert Life, Classical Music, Traditional Play, Motor Cycling and a bit of Model Railroading.

驚くべき客の入り。前回など指揮者の井上が、この催し恒例の前説時に、ホール2階3階に疎けた客を頼むからみんな好きな席、というかもっと前の方に移動させてくれと懇願していたのが嘘のよう。
それもこれも選曲の妙と自賛していた(笑)が違うやろ、働き盛りのオレ世代(すまんちょっとだけオレより若いw)がネクタイ締めてぎょうさん座ってたのは明らかに村治佳織めあて♪

スターを呼べばすべて解決♪♪

だがその美しい彼女の、電子的に増幅された彼女のギター音量はともかく、チューニングが微妙やったね。アンコールの時にもけっこうどうにか合わせようとされてたようやが、ホールのクライメイト・コントロールのせいやねきっと。

勿論オレは違う(チョットウソ。) オレのガテン系のハートはラテン系の選曲に大いに期待してましたよ井上さん!そしてそれは見違える大フィルの素晴らしい演奏で満たされた。音楽は軽快やけど性格は捻じ曲がってそうなこの指揮者、結構リハーサルでは締め付けたんちゃうかいなと思う仕上がりではっきりしたこのオケの問題は調教不足。ヒトが集まればヒエラルキーとディシプリンが必要やということ。
お人好しでOne of a Kindな大植さんこと英次さんこと大植英次さんには、こういう屈折したオーケストラの団員を纏めるのが荷が重かったんやろね。

というか何かと最近イッチョカミの多いこの井上さんももしかして次期音楽監督候補なのか。ちなみに理事の筆頭(常任ではないが)に朝比奈千足の名前が上がってきたが、もしかしてそのへんの線もあるん?

しかしラテン系の音楽というのは、精密な演奏ではじめて抽象的な音楽的興奮を呼ぶドイツモノとは違い、ちょっと良い演奏で聴くとこうも容易く現前に様々な景色がビジュアライズされるものなのか。特に後半ラロのスペイン交響曲なんか、イベリア半島の荒涼とした景色とマドリード(行った事無いのでバルセロナの記憶で代用)の路地裏の夜が交互に浮かびウルウル来たぜ。というかイケメン三浦文彰のバイオリン!いいよいいよぉ!!若いのに色々わかってそうなヤバい今から大物候補やで!しっかし18歳でこの色気が出せるってどうなん?!

番付によると「三角帽子」初演はディアギレフの依頼でロシアバレエ団のために書かれたものということで、なんと美術にパブロ・ピカソ、指揮にはエネスト・アンセルメ、振付はニジンスキーの後釜レオニード・マシーンと歴史的な組み合わせが実現したとあるが、なんかピカソというよりドガの絵が浮かんできた。ちなみにオレどっかでこの舞台のピカソのコンテを見たような気がするが、何処やろ・・・。

で、次回は4月何日やて?オレなんかほんまは週末より平日(必ずしも午後に限らず)のほうが予定立てやすいんでもっとこんな企画を増やして欲しいんだが。

10/12(水)
「平日午後のセレクション」マチネ・シンフォニーvol.6
@ザ・シンフォニーホール
井上道義/大阪フィルハーモニー交響楽団/村治佳織/三浦文彰

【曲目】
ファリア:バレエ組曲「三角帽子」第1部 序章~昼下がり/粉屋の女房の踊り/市長(代官)の踊り/粉屋の女房/ぶどうの房
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲(全三楽章)
(アンコール)
タレガ:アルハンブラの思い出(村治)
(休憩)
ラロ:スペイン交響曲ニ短調Op.21(1,2,4,5楽章)
ファリア:バレエ組曲「三角帽子」第2部 隣人たちの踊り/粉屋の踊り/終幕の踊り