”“日本型エリート思考”の限界を3.11の原発事故に見た・・新失敗学 正解をつくる技術” | asuaritoのブログ

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あすありと思ふ心の・・・




最近、よく使われる

「思考停止」

事の重大さの認識の欠如もあると思います。


お見事なブログです。


ひとつ。


なぜ、津波で事故が起きたとしたか。


津波が原因とすれば、津浪対策をします。


重要なのは、大小合わせると

多くの配管があります。

ひとつの配管が外れてしまうと

どうなるでしょう、、


設計当時の耐震基準があります。

住宅の耐震基準より低かったのです。


設計当時の耐震基準を、311以降「あげた」「丈夫にした」


どう考えても理解できません。

配管は格納容器につながっていて

どう、丈夫にできるのでしょう。。


地震は大地が振動します、、

基礎をしっかりしないと、耐震基準をあげた、丈夫にした、ことにはならないと思います。


多くのかたの証言で明らかになっていますが

津波対策を言い出すと会社をクビになるぞ。と言われた社員もいらっしゃいます。


広島原爆はウラン原爆。

長崎原爆はプルトニウム原爆。

MOX燃料は、プルトニウム。

3号機の画像処理で鮮明になりました。


おしどりマコさん、ケンさん。

マコさんは、お医者さんになりたいと大学進学。

その後、阪神淡路大震災が起きます。


医学の勉強をしていても、人々を救えない。

人々に笑いを届けようと、コメデアンを目指されます。


東電の記者発表で、最も詳しいのがマコさん。

東電の担当者も記者も数年で移動します。


マコさんは、発生当時から取材してます。

東電が説明できないとき

それは〇年〇月〇日の発表と違います、とハッキリ指摘します。


マコさんが、ドイツから招待されたとき、わたしはコメディアンです。と断っています。

それでも招待されドイツに向かわれます。


他国は、日本のこと、詳しく報じています。

最近のビール会社のことも。

他国は、日本の出来事を知っています。

知らされないのは、日本だけなのかもしれません。


マコさんのドイツ訪問。

中学生から高校生、小学生もいます。

ひとつの学校での発表と質問のあと、次に行く学校の生徒はワルだと説明されます。


しかし、真剣に聞いています。

次の予定があるからと移動したくても、生徒が取り囲んで質問します。


日本では、ほんとうに津波でダメになったと思っているの?


賢いです。

かつての独裁者を研究、過去の教訓を人々が忘れないように、英語の原著をドイツ語に翻訳して出版・配布しています。

(原著=ヒトラーを支持したドイツ国民。ロバート・ジェラテリー著)


教育が根本的に違うと感じます。

物事に対しての姿勢も。


危機管理がない状態ではないか、、

漠然とした思いを、見事に著されている書籍があります。


この国の危機管理失敗の本質

柳田邦男 氏著

毎日新聞出版



序章はミッドウェー海戦、虚構の戦略、とあります。

戦時中、小学生だった著者の指摘は、的をえていると思います。


出版されたときと、最近、2回読みました。


モヤモヤした思いを、的確に著されていて

記憶が曖昧なことも、日付けを示してありました。


今、阿蘇山が噴火したら伊方が危ないと言われています。

それもあるのでしょう。

熊本地震後、布多断層から、徐々に日奈久断層の揺れが多くなっています。

熊本県水俣市で断層の表示はありませんが

川内までつながらないというのが、わかりません。

(布多断層、阿蘇→益城→熊本市→八代市)※列島構造線。

(日奈久断層、八代市日奈久→芦北町→人吉市→水俣市→鹿児島県川内市)


日本は、幾つものプレートでできた列島であること。

各地にはいくつもの原発があること。


事故は絶対ないといわれていました。

今、安全な原発はないと規制がわは言っています。

大勢のかたの認識があるからだと感じます。


使用済み燃料の持って行き場がなくても稼働させるのです。

廃炉にするにも、かなり困難です。

しかし、議論を尽くして、稼働を反対している人々の意見も取り入れて、真剣に取り組むべきことと思います。


悲惨と苦しみ、、、

絶対ないことではないと思います。