志村けんが70歳で亡くなり、失意のどん底の私を慰めようと、
ボーイ(爺さん)フレンドから電話があった。
「せめて・・・せめて75歳までいてほしかったよグスン・・」
「・・・75まで・・・いまの俺じゃないか・・・・・せめて80歳までだろ・・・・?」
「あ・・そう・・・そうだね・・・80歳!!」
自分がうんと若い時は 50歳はおばあちゃん、
70歳まで生きれたら上等!
なんて思っていたけれど・・・今、志村けんと同年で70歳になってみると、
「志村さんまだ早いよ」と、思う。
爺さんが言う80歳に自分がなると、次は85歳まで・・・と思うんだろうな。
ただ言えることは・・人を喜ばせるような特技も、この世でやり残したこともない自分。
なくなった両親に天国で会いたいとも、思っていない。
死んだら死後の世界も、天国も必要ない。私には無でよいと思っている。
志村さんには、初主演映画・NHKドラマ・5輪聖火ランナーの仕事が残っていたままの旅立ちだった。
志村さんには天国があって、両親・いかりや長さんそこでいろんな人に再会し、
やり残したことを披露して、みんなを楽しませてほしいと思う。