毎日、ふとした時に上村くんの事が頭に浮かぶ。
それは、写真でみる上村君はあまりにも幼い笑顔で写っているから。
目に大きなアザがある写真も、額にキズがある写真も・・・
何故、彼は笑顔の写真ばかりなのだろう。
悲しい・・・
辛い・・・
苦しい・・・

彼の死の最後に浮かんだ走馬灯には、楽しい美しい思い出が観えただろうか?
人生の最後に、そういう思い出で包まれていたと思いたい。

私は子供を産めないので、生物の雌としての役目をできない人間だが、幼い命がこういう形で死んでしまうことが悲しい。
彼が、何をしたというのだろう?
少年法は、同じ少年法で守れれるべき幼い命に、裁きを与えるべきではないのか?
守るべきは、何か・・・年齢か・・・命か・・・?

毎日、ふとした時に上村くんの事が頭に浮かぶ。