2月最後の日曜の午後
一人で 森麻季×横山幸雄 デュオ・リサイタルに行って来ました♪
クラシックの事は何もわからないのですが。
森麻季さんの歌唱 グノー 「アヴェ・マリア」
横山幸雄さんのピアノ ショパン「幻想交響曲」
ただ、泣けるので、ある。
心が打ち震えるので、ある。
そして、曲と曲の合間に。
昨日、買ってきたあの生ショコラを今、食べた~い!と強く思ったのである。
なぜに・・・?
後から真剣に考えた。
それは、たぶん。
あの手作り生ショコラ(カカオの買い付けからオーナーがしている)の
最初の香り。舌に乗せた瞬間の感覚。とろける味わい。最後に鼻腔を突き抜ける余韻。
と同じように。
今日のリサイタルは
幾重にも重なって、刻々と変化する旋律、歌唱に魅了されたから。
(う~~~ん。我ながら言葉が乏しいなあ。)
2回にも渡るアンコールだった。
最後に歌われたのが
北原白秋「からたちの花」
なんて美しいんだろう。
歌詞も。曲も。歌声も。
「からたちの花」 作詞 北原白秋 作曲 山田耕筰
からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ
からたちのとげはいたいよ
青い青い針のとげだよ
からたちは畑(はた)の垣根よ
いつもいつもとおる道だよ
からたちも秋はみのるよ
まろいまろい金のたまだよ
からたちのそばで泣いたよ
みんなみんなやさしかったよ
からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ