明けましておめでとうございます。
今年は新年早々、能登半島の地震や羽田空港での事故と、
衝撃的な出来事が続き、言葉もありません。
私は地元に帰っていましたが、揺れが大きく長く続いたので
玄関のドアを開けて、家族と共にしばらく外で様子を見ていました。
網戸が外れて下に落ちてしまいましたが、それくらいで済んで本当に良かったです。
思い返せば2011年に起こった東日本大震災の時は、
新幹線がしばらく運行できず、道路もひび割れてしまい、交通手段が無く、
幸い家族は無事でしたが、なかなか実家まで様子を見に帰れませんでした。
また当時、地震の影響か、磐梯山が地鳴りしているという声が
地元で密かにささやかれており、実際うちの家族もその音を聞いていたのですが
その話を聞いた私たちは、磐梯山が噴火するのではないか、
と不安に思っていたものです。
今回の能登半島の地震でも、そんなことを思い出しながら、
連日の報道を見て、胸が痛みます。
どうか早く救助の手が届き、一日も早く穏やかな日常が戻りますように
心よりお祈り申し上げます。
さて、そんな中ですが、初詣は磐椅神社(いわはしじんじゃ)
に行ってきました。
前述した磐梯山の麓に鎮座する神社です。
磐梯山(ばんだいさん)は、元々は「いわはしやま」と読み、
「天に掛かる岩の梯子(はしご)」を意味するそうです。
応神天皇の御代(弥生時代)に磐椅山(現在の磐梯山)
の山頂に、御祭神である
大山衹神(おおやまづみのかみ)
埴山姫命(はにやまひめのみこと)
が鎮座したとされています。
大変古くからある山の神様です。
今年の年末年始は、会津では全く雪が降らず、珍しい年越しでした。
神社のある猪苗代はスキー場があるくらいなので、例年雪がたくさん降るのですが
今年は全く雪の気配もなく、日差しが燦燦と照っていて、まぶしいくらいの光量です。
先程の磐椅神社はこの地に古くからある土着信仰の神ですが、保科正之の信仰が厚く、