物理学科生の自己投資読書。 -2ページ目

番外編 我ら理系の生態系。「ラボヤキ」

このブログのタイトルにもある通り、私は都内の大学の物理学科に
通っています。普通、「それ勉強してどうすんの?」と突っ込みを
入れたくなるようなことまで必修科目に組み込まれており、積まれ
た教科書の背表紙も正に理系!という感じです。
そんな変なことに情熱を注いでるように見えるマイノリティー集団
理系。一体大学で何やっとんじゃいと思う文系の方も少なくないか
と思われます。
そんな人たちに是非1度見てもらいたいのがこのラボヤキ http://www.scs-laboyaki.jp/
理系諸君の愚痴にも似た日常の生きたボヤキに触れることが出来ます。
理系の方が見れば思わず頷いてしまったり時には涙を流して共感する
エピソードもあるかもしれません(笑
でも私としてはむしろ理科系にアレルギーを持つような人が
「へー、こんなことやってのかー」
みたいな感じで親近感を持ってもらえたらなぁと思います。
私自身も実験の授業中に2時間弱賭けて作った液体を
刹那に無へ返してしまった情けない話を投稿させてもらいました。
専門的な失敗談から、飲みに行った時の日常のボヤキまでバリエー
ション豊かに揃っているので文系理系問わず楽しめるサイトだと思います。

幸田露伴「五重塔」

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今は様々な国の翻訳書を日本語で読むことが出来るが、いかに巧みに訳そうとも、やはり日本語の達人が日本語で書いた日本文学には到底敵わない気がしてしまう。

日本史には疎くこの話が実話に基づく話なのか否かは知るところではないが、純粋に、日本語が美しく、筋が面白い。

情に篤く絵に書いたような江戸っ子である源太が主人公ののつそり十兵衡に仕事を譲る。自分の死後も世の口々に語り継がれる大仕事を潔く譲る様、その心掛一つでもう生雲塔見事に立てたより立派に汝はなつてをる、
お蔭で男児になれましたか、と一語に無限の感慨を含めて喜ぶ男泣き。

源太程の男児にはなれなくても、日本男児として無限の感慨を含めて喜ぶ男泣きとは是非体験してみたいものである。

プラトン「国家」

恥ずかしながら読むのに半年程も要してしまったプラトンの国家。

東国原英夫氏の「芸人学生、知事になる」の中で、読んでプラトンを天才だと思った、と書かれており興味をもって生協に注文して手に入れた。

東国原知事が著書で言われていたことがよくわかる。今から約2500年前に書かれた書とは思えない先見の明が随所に伺える。特に独裁者についての言及では、ヒトラーやスターリンの登場を明確に予見していると思える。

全編通してソクラテスと他者との対談形式で進行しており、序盤のソクラテスの、質問にハイと答えてるだけで当初の主張を覆してしまう弁論には舌を巻く。

ソクラテスは是非とも諸葛亮孔明と口げんかさせてみたい人物である。