こんにちは。
日野市南平の加藤ピアノ教室のブログにお越し下さりありがとうございます。
今日は前回の「続き」として記していきます。
前回、勉強や部活などで多忙になり、なかなか練習時間がとれなくなってしまった生徒さんは、
何故、例えレッスン室だけでもしっかりと練習出来ない時ほどレッスンを受けた方が良いのでしょうか?
まず、第一に例え週に一度でもレッスン室できちんと指を動かしているのと、全く動かさないのとでは
当然のことですが「維持」が違ってきます。一般的に「一日さらわないと取り戻すのに三日かかる」と言われます。
確かにプロや音楽専門を目指したり、あるいは演奏会を控えていたり、という場合は一日でも休むと
精神的にも焦りが出ますし、感覚の差も生じます。
しかし、皆さんが皆さん専門家になるわけではありません。が、「維持」はしないと、ですよね。
そして、レッスン室だけでも譜読みの練習や、時間はかかりますが新しい曲に挑戦はできます。
社会人になったり環境が大幅に変わったりしてピアノから離れ、ブランクが空くようになることも多々あることでしょう。
しかし、後々にまたピアノに触ってみたいな、などと改めてピアノを弾こうとなった時、
ブランクの長さの違いが出てきますよ。
また、ピアノだけでなく「隙間時間の使い方」も身に付くと良いですね。
もう一つ、練習時間が取れない時のレッスン方法として、一つの曲をじっくりと「深堀り」したり、以前弾いた曲を再度挑戦して更なる磨きをかけて本当のレパートリーにしたり、
また、テクニック的に特に難しい曲をあえて避け(但しテクニックの基礎練は必須)、音の出し方や表現を学んだりと、
学ぶことはたくさん、たくさんあります。
そして、時間的余裕が出来た時は勿論さらいましょうね。(笑)
成長の道のりはいくらでもある、ということですよ!