こんにちわ。今日も日野市南平の加藤ピアノ教室のブログにお越し下さり、ありがとうございます。

 

前回、少しだけさわりましたが、教本を進めていくと、どうしても気乗りのしない曲や、難しくて弾きづらい曲などが出てきますね。

 

そう、好きな曲を弾くのが一番。ですが、ちょっと待って下さい。「好きな曲」の範囲が広がり、「好きな曲」の難易度が上がり、

「弾きたい曲」の幅が増えるようになるためには、教本の中に出てきた「ちょっと気乗りしない曲」も次につなげるために必要なので、「ちょっと気乗りしない曲」は、早く終わりになるようにしちゃいましょう。

 

ここで、ある生徒さん、T君の話です。今では、ショパンやベートーヴェン、ドビュッシーなどを弾いていますが、以前、バッハを学習している時、バッハ嫌いでした。今でも、バッハは。。。ですが。(笑)

 

しかし、様々な作曲家の曲の中で、ところどころ、バッハが大切なことに気付いています。

 

なんと、合唱の伴奏の中にも、ここはちょっとバッハの世界だね、と苦笑いしながら発見しています。

 

そうです。好きなタイプの曲でなくても、それで培ったものは、ちゃんと蓄積されているのです。

 

色々な引き出しが増えると、それに気づくだけでも成長の証です。

 

皆さんも、ベースを作っている間は、ちょっと気乗りしない曲が教本に出てきても、引き出しが増えるのですから、無駄なことは何もないですよ。頑張って下さい。