2016年東大卒で電通入社した、絵に書いたようなエリートになるはずの、新入社員だった高橋まつりさんが亡くなった事件がありました。
ハイリスクハイリターンと言われる電通。睡眠時間を削ってまで残業をしなければいけなかったその電通って、一体どんな仕事してるんだろうどうしてそんなに残業しなきゃいけないのかずっと気になっていたら、答えが見つかりそうなこんな本を見つけました。
元博報堂の社員だった著者が、広告代理店はどんな仕事をしているのか、当の社員はそれをどう感じているのかを綴った1冊です。
広告代理店も、クライアントからのイベント等のコンペを獲得する為に、『戦い』でもある。
良いプレゼンをする為に、何時間も会議を重ねて準備して、クライアントの意向にも添わなければいけないから必死だ。
長時間労働になるのは電通だけではなく、どこの広告代理店でも同じだと思う。力を持っている所であればある程でしょうね。
ただ著者も言われていたのは、
上下関係も厳しいから、あまり発言権がなさそうな新入社員も夜中までの会議に付き合わされたり、
イベント当日何もする事がないのにめちゃくちゃ早く来なければいけないなど、
『建前』とはいえそんな時間の使い方していいのかなとも思う。
いい仕事をする為にはコンディションを整えることは大事になってくるし、もっと働く人一人一人のことを見ることも大事なんじゃないかと思いますね~。。
バランスは大切ですよね。
現場の人の声をしっかり聴ける読み応えのある書籍でした
就職活動している学生さんにも参考になると思います