何があったかは聞かないで
あたしの中で何が片付いていて
何が片付いていないのだろう
彼が行方不明になった
病院から電話があった
彼はこのところ前の彼女の職場付近に行ったりしていた
この3点。
この3つの絡み合った現実が
あたしをゆっくり狂わせて行く
もうこれっきりにして
というか
もうこれっきりにしたい
疑うことを。
疑うような状況にされることを。
あたしはどうやら
追い詰めることが好きみたいで
みんなみたいに優しく状況に委ねられない
それはときとして現状打破的役割を帯びるが
ときとして相手を追い詰めてしまう
これがあたしの言う学者肌
真実を突き詰めようとする
本当は知らないでいいことたくさんあるのにね
否、物事とは当事者のフィルターを通して「見えた」ものに過ぎない
という哲学もある。
主観と現実の狭間で
どうしてここまで翻弄されなければならないのか
少し散歩に出ようと思った。