同性愛って | 裏日記

同性愛って

同性愛を

逃げ口にしてしまうことがある

私がそうだったから。

異性という名の

別の性物に

対処できずに

女性を愛したことがあった

世の中には本当に愛する対象が

同性である人が居るけど

私は彼女に逃げていました

愛したいのに

愛し方が解らない

そうして遠ざかっていく彼

遠ざかっていくように

感じてしまう私

私はおそらく

父を愛せていなかったように思う

優しく少し不器用で

でもいつも正しかった父

でも彼は友人

人は異性の親を

異性としてはじめて認識するという

物心ついた時

彼は私のよき理解者で

エゴイズムをぶつける対象ではなかった

だからかどうかはわからないが

初めて触れる異性に

戸惑い

同性である彼女を愛した

セックス(こう呼んでいいのかな)

もした。

感度は彼女のほうが良かった

だからいつも

私が奉仕した

いつしか

私も女になりたいと思える日が来た

セックスがしたいと思った

男性をほしいと思った

彼女を縁として

そう思った

今も彼女は

同性愛者である

プラトニックだったかもしれない

その先に性の営みがない関係は

私にとって

なんでもない

私にとっては。