SteelSeries Apex Pro TKL US 64734を使ってみた感想 | 元ダビスタ好きの独り言ブログ

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HP OMEN 45Lのオプションとして購入した「OMEN by HP Sequencer」が思いのほか使い難かった事もあり、キーボードを買い換えようと決心し、SteelSeriesの「Apex Pro TKL US 64734」を購入したのですが、以前と違って(発売当初は発注から2ヶ月後に届くとかは当たり前だったそうです)在庫も潤沢なこともあり、注文して3日で到着しました。

 

英語配列にしたのは、単にコンピュータを使い始めた30年前に、最初に使ったキーボードが汎用コンピュータ端末のVT100で始まり、その後学校の勉強というか研究というか、それにSun3を使ったりDECのVAXを使ったりしていたこと、IBMのPS/2を自分で並行輸入して購入した際に付属していたIBMのPS/2キーボードが前者のVT100などと打鍵感が似ていた(いわゆるメカニカルキーボードですね)故に、とっても慣れていたというのが大きいです。

 

当時のPCにおける日本語入力は、今で言う所のIMEと同じくFEP(FrontEnd Processor ... ATOKとかVJE-/α・Deltaとか)というメモリ常駐型のソフトをPCにインストールしたり、起動用MS-DOSディスク(フロッピーディスク)にインストールして使っていたんですが、英語配列キーボードの場合、ALT+"`"(シングルクォート ... 日本語キーボードだと「半角/全角」キーの位置に当たります)の同時押下で日本語入力モードをONにして、もう1回同じ同時押下をするとOFFになるというトグルキーで、これになれてしまうと、日本語キーボードの「半角/全角」キーのみのシングルトリガーキー操作に違和感を感じるんですよね。

 

文字入力って、やはり流れるように出来ることがベストなので、少しでも違和感を感じてしまうと駄目なんですよね。慣れれば、というのはあるんですけど、私の場合、プログラムを組むことがメインだったので、そうすると日本語キーボードよりも英語キーボードの方が楽なんですよね。恐らく、今時の専門の学校や大学等で勉強した若い人たちは逆に日本語配列の方が良い、って人が多いとは思いますけども😅

 

あと、これは実にどうでも良いことなんですが、キートップに「ひらがな」があるのも、なんか格好悪いというのもあるんですけどね・・・。(実はApex Proの日本語配列版は、このキートップのひらがなが無いんですよね、なので本当は「ひらがなの印刷の有無」なんて気にすることでは無いんですよね😅)

 

と言う事で、早速届いたキーボードをPCに接続、特に問題なく使えるようになりました。キーボード自体はプログラム(マクロ)兼用キーが6キー(INS/HOME/PGUP/DEL/END/PGDNがそれぞれM1~M6の兼用キーになっています)あり、RGBライティングにも対応しているんですが、これのカスタマイズ(設定)は、SteelSeries製品専用の「SteelSeries GG」というソフトウェアがあるので、これをSteelSeriesのWEBよりダウンロードしてインストールして設定する感じですね。

 

今のところ特に変えたいところとかは無いので、デフォルト(Config1)のまま使っています。まだ一日半ぐらいしか使っていませんが、CAPSキー(Apex Proではキートップに「↑」(微妙に違うけどw)の印刷がされてます)の打ち間違いは無くなりましたので、OKかなw

 

打鍵感は、少し軽いかなぁという感じですね。このキーは他のキーボードと違って、キー軸(キー・スイッチ)が赤軸とか青軸とか茶軸とかのものではなく、SteelSeries独自のOmniPointというカスタマイズ可能なキー・スイッチ(色は透明みたいですね)を使っていて、アクチュエーション・ポイント(キーを押下し始めて反応する距離...例えば一般的な赤軸だと0.4mmになっており、押下してキートップが0.4mm沈んだ時点でキーが押されたと反応するようになっています)を自由に設定(0.4~3.6mまでの10段階)できるようになっており(これも、上述したSteelSeries GGソフト内のEngineという機能で設定できます)、ゲーミングキーボードとしてカスタマイズの自由度が高くなっていると言う事のようです。

 

FPS等では、WASDで移動することも多いので、例えば左右移動のADキーのアクチュエーションポイントを浅めにして、(長押しが多いから)WSの前後移動キーを深めにするという設定もできるわけですね。

 

私の場合はFPSやらないんで、あくまでも打鍵感だけで十分ではあるので、ここまで高価なキーボードは要らないと言えば要らないんですが、ものは試し、ゲーミングPC用だし格好いいキーボード欲しいな、っていう事で購入した次第ですw

今の所は、別段不便も無く使えています。

 

取りあえずは使ってみた感想としては、今のところは違和感とか、打鍵し難さなどは無いので概ね満足ですかね。本来のゲーミングキーボードとして使うケースが無いので、供述したソフトでのカスタマイズとか、実際のゲームでの利用とかでどうなるかというのが判らないので、私の感想はあんまり参考にはならないと思います😅

 

文字入力に関しては、上述したように打鍵感の軽さと言う点で個人的な評価としては少し落ちるかなぁと思いますが(比較対象がオリジナルのIBM PS/2キーボードなので、仕方ないんですが)、この辺は人それぞれの好みなので、一概に皆が皆同じ感想を抱くわけでは無いですね😅

 

少なくとも、直前まで使用していた「OMEN by HP Sequencer」のキー配列というか、マクロキーの位置の影響による打鍵ミスは解消されている点、RGBライティングは、デフォルトだと少し五月蠅い気はしますが、ほぼブラインドタッチの自分にとっては気にならない点、外観や質感、キーの打鍵感等々、トータル的には満足いくキーボードかなぁ、って思って居ます。

※右ALTキーの隣にあるSteelSeriesのロゴがプリントされたキーが謎ではありますが(そのうちマニュアル見ます😅)

 

個人的には買って良かったと思えたキーボードでしたが、正直、価格面で実売20000円切るぐらいなら、もっと良かったなぁ、誰にでもお勧めできるなぁと思いました😀

 

8/24追記:

ライティング等の設定をする「SteelSeries GG」なんですけど、どうも私の環境と相性良くないのか判りませんが、ソフト自体がなんらかの割り込みをしており、その都度OSの動作そのものを止めてしまう状況になることが判りました。取りあえず、PC起動時にソフトをロードするのを止めて且つ、ソフト内の各種設定でイベントを監視(通知系設定がどうも怪しいんじゃ無いかとみています)していそうな機能は全てOFFにして様子を見ていますが、PC起動時にロードさえしなければ事象は起こらないので、まず間違いなく原因は「SteelSeries GG」にあると見て良いみたいです。

 

あと、これと関連しているか判りませんが、キーボード入力も少し怪しいんですよね。ATOKも含めて、入力時(矢印キーでカーソル移動させる等)に、(5秒程度ですけども)システムが一瞬停止するようになりました。先代のOMEN by HP Sequencerを使用していた時には起きたこと無かったので、キーボードとSteelSeries GGに原因があるとしか思えないんですよね・・・。

値段が値段だけに、簡単に「使うの止めるか」といかないのがつらいところだなぁと思っております😂