★ 完全呼吸法(Dirgha Pranayama)
基本は、腹式呼吸ですが さらにもっと酸素を肺に送り込み
胸式呼吸、鎖骨式呼吸を取り入れた呼吸法
腹部、胸部(肋骨)、鎖骨部の3つの部分を使うので英語では、
Three Part Breathと言われます。
※ ヨガの呼吸では、通常 鼻呼吸を行います。
【方 法】
まずは、呼吸法を行う時の基本姿勢ですが
楽な姿勢であぐらをかいて(または正座)座るか、仰向けに横になります。
いずれにせよ 背骨をゆったり真っ直ぐに伸ばします。
1. 一度 息を吐ききり お腹、肺、胸の中を空っぽにします。
2. 鼻から大きく息を吸って、
おへその指三本分下辺り丹田に空気を送り込むます。
(下腹部に手を添えると、下腹部が膨らむのを感じられます)
3. そして、次は 空気を肋骨の方へと送り込み、
肋骨を広げていきます。
(あばら骨のサイドに両手を当ててみると、肋骨が広がっていくのを感じられます)
4. そして最後に、空気を鎖骨の方へ送り込み
胸を膨らませていきます。
そして息をゆっくり吐いていきます。
5. 息を吐く時は、鎖骨を沈め胸をしぼめ、開いた肋骨をリラックスさせて、最後にお腹を絞り出して呼吸を吐ききります。
そして、まずは 10呼吸ほど繰り返して行ってみます。
慣れてきたら、1、2、3、4、5と心の中で数え、
吸う呼吸と吐く呼吸を均等にします。
【効 能】
・イライラ、ストレス解消
・うつ、喘息、高血圧を改善
・血行促進
・新陳代謝 増
・内臓活性化
・不眠症解消
・冷え性解消
・ちっぽけな考えを気にしなくなる!?(← そらり)
普段、無意識に『息を吸う』 『息を吐く』と言ったこの単純の行為を、意識して体により多くの酸素を送り込むことによって、これほど精神を安定させて心も体もゆったりすることができます。 呼吸で、人生が変わる!と言っても過言ではないでしょう。
ほんの3~5分、寝る前や車の信号待ちレジ待ち食事の支度どこでも 自分の呼吸に意識をあててみるといいかもしれないです。
私の周りには、高血圧の人や喘息もちの子供、忙しいお母さんとたくさんみえます。
どうか この呼吸法をマスターされて、少しでも心と体がリラックスされることを願います。
私は、寝る前横になって 3呼吸くらい意識して呼吸をするのですが、
気づくと朝の目覚ましなってる~~~
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