Nadi（ﾅﾃﾞｨ） Channel(ﾁｬﾝﾈﾙ) エネルギーの通り道
Shodhana(ｼｮｰﾀﾞﾅ) Cleansing(ｸﾚﾝｼﾞｨﾝｸﾞ) 浄化
右手の親指と薬指で左右の鼻孔（鼻の穴）を交互にふさいで呼吸し、体のエネルギー経路を浄化し左右のバランスを整え流れをよくする呼吸法
英語では、鼻孔を交互にふさぐことから、Alternate Nostril Breathing（ｵﾙﾀｰﾈｰﾄ ﾉｰｽﾄﾘﾙ ﾌﾞﾘｰｼﾞｨﾝｸﾞ）と言います。
エネルギー経路の浄化って？
言ってみれば、体内の管を浄化することを意味します。
管とは？
動脈、静脈の血管、リンパ、気の流れの経絡
【方 法】
まずは、呼吸法を行う時の基本姿勢ですが
楽な姿勢であぐらをかいて（または正座）座ります。
いずれにせよ 背骨をゆったり真っ直ぐに伸ばし、肩の力を抜きリラックスして座ります。
左手は、手のひらを上を向けて、軽く膝の上に添えます。
右手は、人差し指と中指を折り曲げて 親指の付け根に添え、親指と薬指を使います。
１． まず ゆったり呼吸して呼吸を吐ききり
右の親指で右の鼻孔をやさしく閉じ、左の鼻から息を吸う
２． 一度 呼吸をホールド（止め）、薬指で左の鼻孔を押さる
３． 親指を離し、右鼻から吐き出す
４． 薬指で左の鼻孔を閉じたまま 右鼻から吸って、
５． 一度 呼吸をホールドし、親指で右の鼻孔を閉じ、
６． 薬指を離し、左鼻から吐き出す
これが１ラウンドになります。
まずは、５ラウンドほど練習してみて、ラウンド数を増やしていくといいです。
※ 無理はせずに、不快を感じたら、一度やめて自然に呼吸を整える。
（私は、朝風呂から出て 鼻の通りがよい時にやります。
鼻が詰まりすぎている時にやると、逆に苦しくなってしまうので、
鼻が詰まっている場合は、鼻をかんでから、行うとよいです。）
最後は、左鼻で吐ききり、終える。
両手を膝の上で休ませ、軽く目を閉じて、自然に呼吸をする。
呼吸が、楽に 気持ちよく通るのを感じる。
【効 能】
・気持ちを落ち着かせる
・血圧を下げる
・ストレス解消
・不安や恐れからの解放
・左右のバランスが整い 血液、リンパ、気の流れがよくなる
・アレルギー、花粉症 緩和
・自律神経のバランスを整える
・右脳・左脳のバランスを保ち 脳の活性化
この呼吸法をすると、普段両方の鼻から吸えているだろうと思っている呼吸も、意外と片方が詰まっていて、ひとつの鼻で呼吸していることに気づくんです。
最近学んだことは、右の鼻からの呼吸すると身体に活力がみなぎり元気になり、左の鼻からの呼吸すると心が穏やかになり落ち着く事が出来るそうなのです。
このことは、右の鼻呼吸が、興奮・攻撃的な交感神経を刺激し 左の鼻呼吸がリラックスをもたらす副交感神経と刺激すると言うことからわかります。
落ち込んでいる時は、左の鼻を指で押さえて 右の鼻の穴からの呼吸をし、反対に落ち着かずイライラしている時は、右の鼻の押さえた左の鼻の穴から呼吸をしてみるのもいいかも。
不眠症の方も、横になって 右の鼻の押さえて、左の鼻の穴から呼吸をして眠りをもたらす副交感神経を刺激してみるとよいそうです。
この呼吸法のテクニックを自分のものにすると、人生少しは楽になるね～
人間の体の仕組みって、知れば知るほどおもしろい～。
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