元医療職でもカン違いしているセカンドオピニオン
以前作った詩(”涙がでないよ”の記事に投稿したもの)を緩和ケアサポートのスタッフが相談室に来た、ガン友さんに読んで聞かせたところ、「うらんさん、セカンドオピニオンを受けたらどうか」と言われたそうだ。それでスタッフも「私もそう思う」と。でもわたしはソレを聞いて、またセカンドオピニオンの話?と、少しイラッとした。まだわたしのイレウスがサブイレウス(腸管が完全に閉塞してなくて、詰まりかけの状態、イレウスの前段階)を繰り返していた頃に、ネットで同じようにサブイレウスで悩んでいる方数人を知った。その中のおひとりが「一生、こんな状態はイヤだ」と、別医師からセカンドオピニオンを受けた。他に治す治療法があるかもと期待をもって。でもわずかな希望もなかった。4万円も払ったのに・・その人がガックリした様子がブログの文面からもわかった。以降ブログの更新もストップしてしまった、という話を、数年前に緩和ケアサポートのスタッフから「セカンドオピニオンを…」とアドバイスされたときに、この彼女の話をして、「わたしのケースもセカンドオピニオンは意味ないとおもう」と断ったのだ。スタッフが「このまま、色々な才能があるうらんさんが、カラダを弱らせてひきこもるような生活を送るのは忍び難い」と持ち上げてくれて( ̄▽ ̄;)、北里研究所病院の「腸閉塞外来」を見つけてくれたときも、有難いと思ったけれど、その時すでに北里の「腸閉塞外来」の存在は知っていたし、腹腔鏡手術によって、治った腸閉塞難民サンがいることも分かっていた。北里の腹腔鏡手術は迷える腸閉塞難民にとって、”最後の藁”だったから。そして今回再び、セカンドオピニオンの話が出て、これまた再び、スタッフとメールでやり取りした中で、気づいたことは、セカンドオピニオンを勧めてくれるガン友さんはともかく、元医療職のスタッフでさえ、セカンドオピニオンについて、正しくハアクしてない、ということだった。メールのやり取りにおいて、スタッフが「セカンドオピニオンを仰ぐドクターを、かかりつけ医から誰か紹介してもらって」と言ってきたので、「転院」と混同されていると思った。セカンドオピニオンを仰ぐドクターは、普段のかかりつけ医ではなく、今回なら入院していた消化器外科の担当医から紹介状をもらう。かかりつけ医から紹介してもらうのなら、「転院」だ。あらたに別病院を「受診」して検査、診断となる。それで、ネット上のセカンドオピニオンに関する情報を探して、スタッフに見てもらった。昔から知っているCOMLさん(認定NPO法人ささえあい医療人権センター)によるものと、LIFULL介護からの抜粋を。 引用元: 「セカンドオピニオン、受けるべき?」 ●セカンドオピニオンとは→2人目の専門家の意見 ●セカンドオピニオンの特徴 セカンドオピニオンのための紹介状と検査データを持参(あるいは郵送)して受付。 セカンドオピニオンのための紹介状は、診療情報提供料Ⅱとして500点(1点=10円→3割負担だと1,500円。一般の紹介状は診療情報提供料Ⅰで250点)という保険点数が定められている。 セカンドオピニオン外来では、診察、検査、治療はおこなわない。紹介状と検査データを見て意見を述べるのみ。(サマリーという意見書を作成してくれる場合もある) セカンドオピニオン外来の費用は病院独自に定められている(保険外)。30分30,000円以上要する病院もあり、制限時間が過ぎると追加料金も請求されることがある。 「診断がつくまでに紆余曲折あり他の医師でも同じ診断なのか知りたい」「ファーストオピニオンで病気がわかったが、治療は別の医療機関で受けたい」といった種類のセカンドオピニオンはセカンドオピニオン外来ではなく、一般外来の初診を受診する必要がある。 引用元: 【知っておきたい】セカンドオピニオンの活用と主治医へ伝えるときの注意点。 セカンドオピニオンとは、他の医師から第2の意見を聞くことを意味します。患者さん自身が、納得のいく治療法をえらべるようになることが目的で、主治医を変えるためのものではありません。 また、「転院」ともよく間違えられやすいのですが、これは、病院の設備に関する不足や立地などの条件、医師との相性、特別な治療ができる病院へ移る場合などをさします。 次にあげるようなものは、セカンドオピニオンの対象とはならないので注意しましょう。 主治医の了解を得ていない 医療ミスについての相談 裁判中や医療訴訟に関する相談 医療費や医療給付についての相談 死亡したひとを対象とした相談 今の治療が正しいかどうか判断してほしい ●準備しておくもの。 【主治医からもらうもの】 診療情報提供書(紹介状とよばれます) 診断情報(画像診断、検査などの資料、CD-Rなど) ●セカンドオピニオン後。 主治医に報告し今後の治療について話し合う。 セカンドオピニオンの内容を主治医に報告します。報告書を主治医へ送ってくれる病院もありますが、ご自分の言葉で伝えることが大切です。 聞いた結果、どのように感じ、どのような治療を希望したいと思ったのか、率直に伝えましょう。そして、話し合って、主治医とともに、これからの治療を再検討していきます。 スタッフから折り返し「自分も正確に理解していなかったので勉強になりました、簡単に利用できるというものではないのですね」と返信があった。転院するにしても「準備とエネルギーが必要ですね」とも。いや、根治する可能性に希望を持てるなら、いくらでも準備するし、死力を尽くして(^^;、エネルギーを絞り出しますわ、、。話は変わるけど、今回の入院時、イレウス管造影の体験談を伺った、同室のIさんから、退院を知らせるハガキを頂いた。病室移動で同室になった頃は、「腸閉塞の原因になったシラタキがまだ出ないんですー」と心配されていたけれど、退院になったのだから無事体外に排出されたんだろーな。退院前に手元に持っていた”願い事が叶う”ガムランボールを差し上げたのだけど、そのお礼とともに「一番願っているのは”健康であること”」、「きっと、うらんさんも同じではないでしょうか」安定した、健康な毎日を送れるようにガムランボールに願いをかけたいと綴られていた。”安定した”と表現された部分、腸閉塞難民の方なら、うんうんと頷いて頂けるとおもいますが…。