三鷹市議選「不出馬」のお知らせ | 浦野英樹オフィシャルブログ Powered by Ameba

三鷹市議選「不出馬」のお知らせ

いつも、本ブログを愛読いただきありがとうございます。

この度、私・浦野英樹は4月に予定される三鷹市議会議員選挙に「立候補しない」ことにいたしました。


【2足のわらじ】

私は、今まで三鷹で3回選挙に挑戦していますが、いずれも「仕事をしながら」挑戦しています。最初の2回は、会社員として有給休暇を使い、その後、独立して、4年前の市議会議員選挙は、社会保険労務士として仕事をしながら挑戦し、おかげ様で上位当選させていただきました。


「仕事をしながら」というのは選挙に勝つということを考えたらかなり不利です。しかし、働きながら志を立て、選挙に勝利し「現役の感覚」で議会で活動する前例をひとつでも多く作りたかったので、敢えて厳しい状況でも2足のわらじで活動してきました。

そして、自分のなかで、これだけは守ろうと思っていたことがあります。それはどちらも中途半端にしないということです。議会で忙しくても、クライアントの要望にはきっちり対応し、仕事が忙しい時期でも、時間をつくって駅頭に立つ活動を続けてきました。


【充実した日々】

当選後は、議員としても、社労士・行政書士としても様々な相談を受けることが多く、常に多忙状態で、充実した日々が過ごせてきたと感じています。一方、新しいことをはじめようと思ったり、じっくり勉強をしようと思っても、なかなか時間が確保できないのが悩みの種で、議員としても社労士・行政書士としても、よりレベルの高い仕事をするためには、とにかく「時間が欲しい」。そして、2期目の挑戦については、1年ほど前から悩んでいました。


【なぜ議員をめざしたか】

私は、大きな組織に依存しなくても、個人が自立できる社会をつくりたいと思い、議員を目指しました。駅頭で配布しているレポートでも、議員のレポートというより社労士のレポートのような記事が多かったと思いますが、選挙時の公約である「知らずに損」をなくすことと同時に、いかに今の労働法制や社会保障のシステムが時代に適合できていないか 考えるきっかけになればと考えてのことでした。読者の方からは批判的な意見や相談も含め、様々な反応がありましたが、レベルの高い議論ができたのではないかと思っています。


【結論】

改めて自分が目指すものを考えると、私は、労働・社会保障のスペシャリストとして情報発信してゆきたいし、その為には、「議員の肩書きのない浦野英樹」をよりレベルアップさせる必要がある。駅頭等の日常活動も、今後、自分がしたいことを始めてしまえば、現在のレベルの維持が精一杯で、中途半端な状態になってしまう。


という訳で、出馬をしない決断をしました。引き続き市議としての活動を期待されていた皆様には、お詫びの言葉しかありません。申し訳ありません。


しかし「出馬しない」という決断は「出馬する」よりも自分の中では重い決断であり、そして、前向きな決断だと思っています。今後、しばらくは民間人として三鷹の町を盛り上げてゆくことになりますが、よりレベルアップして、皆様とお会いできればと思います。


尚、今後の三鷹市政に関しては、4月の三鷹市議選では、私以外の民主党予定候補者をバックアップし、協力しつつ、後を託す予定です。

また、仕事(社労士・行政書士)は、現在の三鷹の事務所で引き続き業務を行いますので、市民の方からの各種相談には、引き続き対応してまいります。


今までの、ご声援に感謝申し上げるとともに、今後も何かとお世話になる機会があるかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。


浦野英樹