2023年3月23日に冥王星が水瓶座入りします。




 

冥王星は地球を中心として見たときにおおよそ248年かけて1周する天体であり、それよりも遠い太陽系の天体が見つかって惑星の定義からは外されたのですが、冥王星よりも遠い天体を代表して深いところからの「変容」をつかさどる働きがあります。

 

冥王星の軌道は楕円で傾いておりそのことからも一つの星座に滞在する期間は違い12年から32年からになりますが、蠍座に冥王星があったのは12年間と一番短く、射手座にあったのは13年間、今までの山羊座は14年間と長くなって、水瓶座は20年間ほどの長さになります。


 

冥王星は一つの時代を象徴する働きで、その入った星座に対して「破壊と再生」「極限まで突き詰める」「刷新」といったことを起こし、時代の流れを決める作用をします。

 

冥王星射手座(射手座は冒険、拡大、精神の広がり、外国、宗教など)は1995年~2008年で世界は社会主義が崩壊してからの今まで資本主義に参加してなかった国々が資本主義化することで世界にグローバルな経済状況が進み、インターネットの発達で世界がつながっていった時代でもあり、冒険心にあふれた環境が与えられていました。 

この時代のほうが人々は楽天的に芸術などの精神の発展をめざす文化が広がったように見えます。

 

 

その次の冥王星山羊座(山羊座は伝統、国家、組織、リーダーシップ、ビジネスなど)は2008年~2023年で2008年にリーマンショックからくる世界金融危機に始まり、経済の仕組みを変更したり、今までのグローバルで広がった世界から出てきた問題で国のほうで設備する必要が出てきて国家の仕組みを強化したり、保守的な政策が多くなったり、個人のほうでも今までの冒険心にあふれたお金にならないことよりも、それをお金に換えるためのビジネスに軸が行ったりするような時代の流れがありました。

 

そして冥王星は水瓶座に移ります。

2023年3月23日からで途中また逆行して山羊座に戻りを繰り返して2024年11月20日に完全に水瓶座入りします。

これからは新しい水瓶座と前回の山羊座のふりかえりで試しの期間だと言えますが、冥王星が星座を変える時には大きな社会的な出来事などが起きやすく、時代の移り変わりを感じることができるかもしれません。

 

 

2022年12月22日にグレートコンジャンクションという木星と土星が水瓶座で重なり、20年間の水瓶座の時代と200年ほどの風の時代が始まると言ったイベントがあったのですが、この冥王星が水瓶座(風の星座)に入るタイミングでいよいよ本格化しようとしています。

 

このグレートコンジャンクション の20年間の水瓶座の時代はどういうことになりそうだというのをこちらの記事に書いたので、ここから冥王星の水瓶座の時代はどうなるのかを予想されるといいと思います。


簡単に説明すると水瓶座の冥王星の時代は人権が尊重され、テクノロジーなどの発展で今までのコミュニーケーションの仕方が変容していく時代であると言えます。

 

この水瓶座の時代が始まるのが今からで地ならしをしながら完全に移行するのが2024年11月20日以降となるように見えます。

 

今現在がまさに時代の移りかわりのタイミングといえますので、どうなっていくのか、その中で私達個人の生き方をどうしていくのか、を考える時期になりそうですね。