9月21日に魚座で満月が起こります。

 

 

 

新月がスタートで満月で結果が出ると言われ、個人的な感情や気分を月は表します。

 

この満月の月は魚座で水の星座で感情を表し、魚座は他の蟹座や蠍座の水の星座のなかでも、もっとも感性が豊かで世の中の生きとし生けるすべての人や物に慈しみの気持ちを持てる星座です。

 

この感受性の豊かな魚座には性質を共にする、霊的な目に見えない世界の象徴でもある海王星があり、満月の月の近くで感受性が目に見えないような世界に共感できるポジションにあることで、どんな感情にも反応してしまう状況にあるようです。

 

つかみどころがないが心地よいフィーリングに包まれる気分とでもいいましょうか、現実の状況とは関係なく豊かな気持ちを感じられそうです。

 

気持ちはそうなのですが状況はと考えると天秤座の水星はバランスをとるためにあれこれと計画を練るのですが、山羊座の冥王星が立ち向かっていてその計画は現実的な要求を達成させるために、無理な状況でもどうにかしろと圧力をかける状態です。

 

その水星には水瓶座の木星が客観的な立場からの尽きることのないアイディアで援助しているので、多種多様な手段を試すということができそう。

 

 

楽しみを表す金星ですが、これは結構ハードな状態で、金星のポテンシャルを発揮できにくい蠍座のポジションにあるだけではなく、抑圧と分断を強制してくる水瓶座の土星と牡牛座の天王星に緊張した角度をぶつけられるので、大きな社会的な流れの中で思ったような楽しみの時間を持てないといった状況を表しているかもしれません。

 

こう見てみると、社会的な圧力や楽しみを犠牲にしなければならない状況なのですが、気分の面でいくとふわふわと揺らいで、見ようによっては気分だけは確証もないのに気持ちいいといったような事になりそう。

 

天秤座の火星と水瓶座の土星は調和した角度で、火星のやるべきことをやる熱意に関しては冷静で安定をもたらしてくれる土星の助けがあることでそつなくこなせるので、気持ちの面での不確かさでミスをすることは避けることができそうです。

 

ちょうどこの満月は9月の中秋の名月の時期で、美しさを味わえる月になりますね。

 

魚座の月の満月になる時期なので、魚座的な感情の豊かさで鑑賞ができると考えると面白いものです。

 

この満月の2日後の9月23日には北半球では秋分、南半球では春分の占星術的に1年を4つに分けたタームのスタートに入ります。

 

一つこの満月が物語の感動のエンディングを表していているように思えます。