1月29日に獅子座で満月が起こります。
新月は始まりで満月に結果が出ると言われていますが、月は感情を表し、今回の満月は獅子座にあり自己表現や創造の喜びなどを表に出すなどの雰囲気が出てきます。
しかし、この満月の太陽の周りには土星と木星があって着実にまじめに物事に取り組む流れであり、月に対しても特定の表現方向を向ける作用が出てきます。
この満月軸に対して90度の角度で牡牛座の天王星と火星がスクエアという角度にあって、このまじめに固定された表現方向に対して、刺激的に火を注ぐような作用になっています。
満月の太陽月、土星木星、天王星火星はTスクエアという形になっていて、ここが不動宮と言われる性質が頑固で他によそ見をしない星座(水瓶座、牡牛座、獅子座)で起こっているのである意味限定された固定された状態での環境で獅子座の喜びや表現の爆発を象徴しているようです。
他にも芸術を表す金星に極限まで突き詰める冥王星が山羊座で重なっているのもあり、愛情と美に関する徹底的な深みを極める流れもあります。
海王星は魚座でどの天体とも関わっていないのですが、こういった状態になるとかえって海王星魚座の神秘的な芸術の性質が唐突に出てくることもあります。
こういったことを総合的にまとめてみると、
「芸術とか美の表現などの分野(愛情も含めて)で、一つのテーマの制限された閉ざされた環境下で徹底的に極限まで深めた喜びの表現などを、爆発的な革新的なエネルギーに突き動かされて表に出していく」、といったことがテーマになるような満月になりそうです。
世の中的に追い込まれていたり、移動の制限などを強要されている人達は多くいるこの状況で、できる範囲の狭い場所であるが、創造的な気持ちを発揮できることができます。
または愛する気持ちが劇的な感情に突き動かされて溢れ出してくるといったことも。
テンションは高いですが、何かを生み出すことができるチャンスになりそうです。