1月18日に水瓶座の木星と牡牛座の天王星がスクエアという緊張した角度になります。

 

 


 

 

 

ここで他の星の動きを見ていると、水瓶座でグレートコンジャンクションを起こした木星と土星はまだ近い場所にあり、牡牛座の天王星と火星がほぼ同じ位置にあって、木星土星と天王星火星のかたまり同士でスクエアの緊張した角度になっています。

 

土星と天王星の組み合わせは前回の新月の記事で触れたように「制度を壊していく」といった意味になって、今年に合計で3回起きる動きで、まだぴったりと角度をとってはいません。

 

火星は天王星に重なることでスイッチをいれる役割があると考えられるので、1月21日くらいにこの複合的な組み合わせの状況などが出てくるかもしれません。

 

1月18日は木星と天王星がぴったりと90度のスクエアになるので、この意味を今回は解釈していこうと思います。

 

木星と天王星はおおよそ13年くらいで同じ位置に重なるコンジャンクションになります。

 

2つの天体が重なる時にはその天体のテーマが始まることになり、そこから2天体が90度180度といった角度を取るときに現象として表れてこることがあります。

 

木星と天王星の意味は「希望を持った発展性」といえるのですが、同時に天王星はテクノロジーを表し、木星は発展を表すので「新しいテクノロジーが生まれて発展する」という意味にも取れます。

 

実際に木星と天王星がコンジャンクションになったのは

 

1983年:TCP/IPが採用されてインターネットが誕生した、ファミリーコンピューターが発売された、翌年にAppleのMacintoshが発売されたなど

 

1997年:インターネットが一般に普及し始めた、一番最初のSNSであるSixdegrees.comというサービスが始まった

 

2010年:Instagramが誕生した、スマートフォンが普及し始めた、iPad発売、大手SNS(Facebook, Twitterなど)の躍進など

 

2010年はSNSがきっかけで自由を求める運動の「アラブの春」と言われる中東を中心とした反政府運動が始まった年でもあります。

 

このようにコンジャンクションで物事が始まるのですが、90度のスクエアの時には、危機が起きて見直しを迫られるといった状況が起こると言われます。

 

スクエアは2回あり、最初のスクエアは太陽と月でいうと「上弦の月」にあたり、最初の発展期間の見直しであり改善できていく流れですが、「下弦の月」にあたる最後のスクエアでは、もうこのテーマについての構想が時代遅れで崩壊することを考えるタイミングで、次にまたコンジャンクションになる時までに新しいテーマを考えていく流れになってきます。

 

今回の木星と天王星のスクエアは「下弦の月」に当たる時期であり、SNSなどで今まで長所も短所もあるが役に立ってはいたけど、色々な問題が重なってきて行き詰ったところにきていることを象徴しているようにも思えます。

 

具体的な例は避けますが、SNSで大げさであったり嘘であったり、誹謗中傷がおきたり、それが政治の世界にまで蔓延して何が本当かよくわからなくなってきたという状態をよく感じます。

 

こういったことに対する解決方法が見えなくなってきて、これからどうしていこうかという状況に置かれているように見えます。

 

次に木星と天王星がコンジャンクションになるのは2024年4月21日でそれまでにテクノロジーに関する発展、特にSNSがこれからどう変わっていくか、もくしは新しい発明などに取って代われることなどが起きるかもしれません。

 

グレートコンジャンクションで新しく時代が変わったということも含めて、新しい時代の始めには古いものとのいざこざがあって入れ替わっていくということが起きると思われます。

 

これもそういった流れの一つであるのかもしれません。

 

まだ土星と天王星のスクエアのほうがサイクルも長いので(土星天王星45年周期、木星天王星13年周期)そちらのほうがもっと大きな変化になります。

 

これから起きる土星と天王星のスクエアも「下弦の月」の状態の崩壊して行く流れになっています。

 

今のこの期間には今回の木星天王星と土星天王星とそこに火星があおりを入れている状態であるということに注意をして、大きなサイクルの中での価値観の組みなおしを考えてみるといいのかもしれませんね。