先日、家内とふたりで、
近くの公園に桜を見に行ってきました。
コンビニで、お酒とつまみ用の
焼きそばやたこやきやフライドチキン
お菓子を買い込み
暖かな春の陽気の中
桜を眺めながら
ゆったりと楽しむ時間を過ごしました。
以前はレジャーシートを
敷いて座っていたのですが、
最近は足腰が少し厳しくなってきたため、
パイプ椅子を2つ、
座る用と食べ物を置く用に持参して出かけました。
見慣れたソメイヨシノも、
実は寿命が60〜80年ほどと言われており、
全国各地で、
老木の入れ替えが静かに
進められているそうです。
幹が太くて立派に見えても、
中が空洞になっていたり、
樹皮の傷が深くなっていたり、
さらには幹から小枝が伸びて花を
咲かせているような状態になると、
「寿命が近いサイン」
だと専門家は言います。
そのため、
今では「ジンダイアケボノ」
などの新しい品種への植え替えが進んでいます。
ある意味、桜の世界でも
世代交代の時期を迎えているのかもしれません。
ビジネスの世界も同じです。
どんなに勢いのあった企業や商品でも、
全盛期の後には必ず衰退の
フェーズがやってきます。
見た目にはまだ元気そうに見えても、
実は中では変化が起きている──。
そういった兆しを見逃さず、
計画的に世代交代を
進めていくことの重要性を、
桜の話を通じて改めて感じました。
なお、
「ジンダイアケボノ」は「ソメイヨシノ」
よりも花の色がやや濃く、
新たな桜の楽しみ方を
届けてくれるかもしれません。